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メジャー監督、デビューを目指して!

ディア・ドクター~鶴瓶人気に

平日の朝一番の上映。
空いていると思いきや、
「満席です」
「え、まじっすか?」

久しぶりに立ち見席(とは言いつつも横の通路床で
座って見ましたが)で鑑賞となりました。

NHKの「鶴瓶の家族に乾杯!」で
高齢者のハートを掴んだのか?
観客は50~60代がほとんど。

恐るべし、鶴瓶パワー!

笑福亭鶴瓶初めての映画主演作。
監督は「ゆれる」の西川美和


映画「ディア・ドクター」


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あらすじ・

山間の小さな村のただ一人の医師、伊野(笑福亭鶴瓶)が
失踪した。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた
伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人として
いなかった。やがて刑事が二人やってきて
彼の身辺を洗い始める――。
失踪の2か月前、東京の医大を出たばかりの研修医・相馬( 瑛太)
が村にやってくる。
看護師の朱美(余 貴美子)と3人での診察の日々。
そんなある日、一人暮らしの未亡人、かづ子(八千草 薫)が
倒れたとの一報が入る……。
(qooより)

この映画の成功はまず、キャスティングですね。
主演の笑福亭鶴瓶をはじめ、脇を固める 瑛太、余貴美子、
井川遥 、香川照之 、八千草薫 など草々たる顔ぶれ。
しかもピタッと役にはまっているから凄い。

前作「ゆれる」は男兄弟のこころの葛藤、人間の内面にある
悪意の存在を描いていましたが、今回も根本は人間の葛藤が
テーマであるように思えます。

医者に憧れていたのか?いつしか医者になりすまし、
その存在を楽しんでいた伊野。
だが、いつかはばれると、内心不安いっぱいながら、
僻地での勤務ということもあり、また村人から絶対的な
信頼を得ていたということもあり、逃げられない状況だった。

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映画は伊野が失踪してからの話ですが、伊野の失踪を調べる
うちに分かってくる伊野という人間の存在。
そして、それと並行して描かれるこれまでの伊野の村での
生活の日々。

誰もが抱えるであろう、嘘。
ついて良い嘘? 悪い嘘?

この映画で伊野が秘密にしていた嘘は悪なのか?

この職業の人が偽者だったら、大変だろうという発想から
始まったこの映画の企画。
数十人の贋医者にも取材したらしい。
戦後の動乱期には結構こういう話はあったらしい。

舞台となる日本の田舎の原風景。
特に棚田が非情に美しく描かれていますね。

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監督が苦手とする男女の恋愛?も
この映画では伊野と患者のかづ子のプラトニックな恋愛が
見物でしょうかね?


鶴瓶さんが気に入っているシーンは伊野の心境を
告白した場面だそうですが、どのシーンなのかも注目です。

僻地での医療問題、過疎地での問題点。
高齢化社会の問題点、色々と考えさせられます。
やはりこの監督は凄いなあ。


早くも次回作が気になります。
今度はどんな話が出てくるのか?

西川美和監督から目が離せませんね!
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by fyamasan | 2009-07-04 05:20 | 邦画 | Comments(0)