Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

日本型経営の良さとは

c0033213_18213100.jpg

excellent を辞書で調べると 、優秀な、非常に良い、並々ならぬ
といった褒め言葉が並んでいます。
成績もexcellentが最上の評価でもあります。

高杉良氏の「ザ・エクセレント・カンパニー」を読み終えました。
赤いたぬきで有名な、まるちゃんカップ麺の東洋水産の
アメリカでの奮闘ぶりを描いたものです。
セクハラ裁判、異文化コミュニケーションの難しさ、海外赴任の
家族や駐在員の苦悩など、等身大の姿の社員の奮闘に
目頭が熱くなります。

同じく高杉氏の「燃ゆるとき」では、「僕の自慢は社員です」
と語った、東洋水産の創業者・森和夫を中心に熱い気持ちで
社員一丸となって倒産の危機や特許抗争、様々な困難を
乗り越えていく様が描かれています。

c0033213_1881066.jpg
社長の森和夫氏の人間性や経営者としての先見性など
(バブル時に財テクに走らない)
会社が大きくなった原因はあると思いますが、社長が
まず、社員を信頼し、そして社員もそれに応えて頑張る。
家族のような一体感が産み出す組織の力。
社員に信頼と安心を与える、終身雇用。

バブル崩壊後、日本型経営の弊害が叫ばれていますが、
東洋水産が行ってきた日本型経営が、やり方次第では
海外でエクセレント・カンパニーと評価されるように、
日本型経営のいい面をこれから認めていくべきだと
思いました。(確かに悪い面もありますが)

著者自身、「ソニーやトヨタのような大きな会社だけが、
エクセレント・カンパニーではない、東洋水産のような
エクセレント・カンパニーがもっとたくさんあるはずだし、
出てくる事も期待する」と語っていますし、著者は昔から
成果主義に負けない日本型経営の良さを叫んでいました。

「へえ~、こんなぁ会社もあったんだ」、社長の考えや生き方に
興味が少しでも出てくれば、ぜひ、一読をオススメします。
読後は自分自身、もっと頑張ろうと前向きな気持ちが出てきます。
間違いない!
[PR]
Commented by washan at 2005-03-20 19:37 x
本日のYahoo!ニュース「民間調査機関の労務行政研究所(猪股靖理事長)が成果主義人事・賃金制度について、大手企業の労使にアンケートした結果、経営側の88%、労働側の94%が「問題がある」と回答したことが20日、分かった。」 人事制度はどこへ向かう?
Commented by fyamasan at 2005-03-21 23:15
>washanさんへ

この数字を見ると成果主義はいったんきちんと整理して、考え直さないとダメですね。時間をかけて取り入れる体力はあるのかな?
日本の企業は。
by fyamasan | 2005-03-19 23:11 | 読書 | Comments(2)