花~ロードムービー

ロードムービーの秀作を見ました。
邦画の「花」であります。

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会社員の野崎(大沢たかお)はある日、
突然、倒れてしまう。
気づけば病院のベッドの上。
病名は脳内の動脈瘤。
医師によれば、いつ再発するか分からず、
また手術も難しく、成功しても、記憶が
どうなるか分からないという。

会社も辞め、何もする事なく、時間だけが過ぎていく。
ある日、近所に住む弁護士(仲村トオル)がバイトを
ないかと声をかける。
1週間ある人の運転手をするという事だった。

ある人とは、25年にも及ぶ裁判で無罪判決の勝利をもぎ取った
ばかりの鳥越弁護士(柄本明)。
彼は鹿児島まで、別れた元妻の遺品を取りに行くと言う。
それも、飛行機、新幹線などを使う事無く、車でしかも高速を使わず、
国道を使って。

何故か、彼はいう「10年近く一緒に住んでいた元妻の顔が
思い出せない。昔、二人で鹿児島まで新婚旅行へ行った。
その時と同じ道を辿れば、思い出すかもしれない」

最初はギクシャクした二人だったが、時間が深まるにつれて
距離は縮まっていく。
野崎はこれからの生きる道を、
鳥越は亡き元妻の面影を探して旅を続ける。

元妻が鳥越に渡したかったモノとはいったい何か?
野崎はこの旅で何かを得たのでしょうか?
そしてタイトルの「花」は何を意味するのか?

気になったのは、二人が休憩する場面はいつも、港か
海の見える場所だった事。
大沢と柄本明の演技の駆け引きがとても良いです。

見終わった後は静かな深い感動が広がります。
もしも自分だったらどうする?
そう考えてしまいます。
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by fyamasan | 2005-03-29 00:33 | 邦画

メジャー監督、デビューを目指して!


by fyamasan
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