フローズン・リバー~上半期NO.1?

タランティーノが絶賛。
いつかは行きたい、サンダンス映画祭でも大きな話題となった
この映画。

映画「フローズン・リバー」

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あらすじ:
夫に新居購入費用を持ち逃げされた妻のレイ(メリッサ・レオ)は、
支払期日までに金を工面するため、移民をカナダ側で車のトランクに
積み、セント・ローレンス川を越えアメリカ側に不法入国
させる闇の仕事に手を染める。
レイはモホーク族のライラ(ミスティ・アパーム)と手を組み、
国境越えを何度も成功させるが……。


これ、設定を変えれば、どこの国が舞台にもなる。
世界規模の経済不況が長引く中、どこにでも起こりうる話。

生活に疲れ果てた女、レイ。
メリッサ・レオがアカデミー賞にノミネート
されただけあって、化粧気なしの、本当にただ、子供たちを
守ってやらなければ、その一念で働く生きている女性を本当に
見事に演じきっている。

そして、こちらも先が見えない、ライラ。
唯一の望みが義母が預かる娘と再び暮らすこと。

どちらも行き詰まりの中、出会い。
一線を越えていく。


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子供を守るため、母親がしたこと。
たとえ、違法であっても、道を外していく。

ライターの木村満里子さんいわく、
「これは二人の女性の友情物語ではなく行き詰った
女性二人のシンパシーの物語」と。

なるほど。

安っぽい友情は要らない。
生きるために、いつしかお互いを必要としてしまう。
家族を守るためにも。

ライラの言う、
「ここには国境(境界)はない」のセリフが、

犯罪へ手を染めることへの境界なのか?
精神的なものとしての境界なのか?


内容も重く、ど==んとのっかかる映画ではありますが、
二人の女性の葛藤が、克明に描かれ、一線を越えていく、
それは家族のためなら、許されるのか?
いや、それは当然、許されなるものではない。

しかし。

様々な問いかけを残してくれる。


そして、ラストが素晴らしい!

どんなラストが待ち受けているのか?
ぜひとも、映画館で見届けてください。

今年、30本以上見ましたが、今のところ、
これ、ベスト1にします!
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by fyamasan | 2010-03-17 05:46 | 映画

メジャー監督、デビューを目指して!


by fyamasan
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