クロッシング~この現実に目を
2010年 06月 30日
映画は娯楽である。
と思っています。
ゆえに、重たい内容を、重たいままに映画にするのは
どうかと思います。
また、ドキュメントと映画の狭間で、エンターテイメント
とは何かを考えてしまいます。
ドキュメントではない、映画として、娯楽として、どうしても
伝えたい思いを伝えるにはどうしたらいいのだろうか?
この映画も重い内容。
エンターテイメントというより、家族愛に泣かされました。
今もこの物語が続いてるという事実が、なんとも悲しい現実です。
映画「クロッシング」
あらすじ・
中国との国境に近い北朝鮮のとある寒村で、親子三人で
暮らすヨンスは、肺結核にかかった妻の薬を求め、
命がけで中国へ渡る。
しかし、脱北の罪で追われる身となり、北朝鮮に戻ることが
できなくなってしまったばかりか、他の脱北者たちとともに
韓国に亡命することになる。その間に病状が悪化した妻は
とうとうかえらぬ人に。
一人残された11歳の息子・ジュニは、父を探しに、
あてのない旅に出るのだが…。
おそらく多くの脱北者からを取材することにより、
メディアでは報道されることのなり、北朝鮮の現実を
知り、やるせない怒りと悲しみが沸いて来て、涙が
止まらなかった。
貧しくも家族3人で暮らすヨンス一家。
ヨンスは有名なサッカー選手で、総書記からの勲章もあった。
ただ、日々の暮らしに精一杯で、蓄えがない。
妻の妊娠と病気が一家を路頭に迷わせることになる。
悲しい現実。
だけど、背景に映る自然は、これ以上なく、美しい。
ジュニがヨンスを求めてさ迷う砂漠など、映画の背景が無ければ、
壮大な大自然を堪能出来たでしょうに。
脱北者たちを飯のタネにするブローカーの存在。
様々な過去や想いがあろうが、彼らも生きていかなければならない。
終戦後の日本を思わせるギラギラした飢えた子供たち。
彼らの現実は映画好きな金正日(キム・ジョンイル)に、
届くことはあるのだろうか?
ジュニとの再会を心待ちにして、息子のために買った
サッカーボールとシューズを何度も見直すヨンスの姿に
涙が止まりませんでした。
と思っています。
ゆえに、重たい内容を、重たいままに映画にするのは
どうかと思います。
また、ドキュメントと映画の狭間で、エンターテイメント
とは何かを考えてしまいます。
ドキュメントではない、映画として、娯楽として、どうしても
伝えたい思いを伝えるにはどうしたらいいのだろうか?
この映画も重い内容。
エンターテイメントというより、家族愛に泣かされました。
今もこの物語が続いてるという事実が、なんとも悲しい現実です。
映画「クロッシング」
あらすじ・
中国との国境に近い北朝鮮のとある寒村で、親子三人で
暮らすヨンスは、肺結核にかかった妻の薬を求め、
命がけで中国へ渡る。
しかし、脱北の罪で追われる身となり、北朝鮮に戻ることが
できなくなってしまったばかりか、他の脱北者たちとともに
韓国に亡命することになる。その間に病状が悪化した妻は
とうとうかえらぬ人に。
一人残された11歳の息子・ジュニは、父を探しに、
あてのない旅に出るのだが…。
おそらく多くの脱北者からを取材することにより、
メディアでは報道されることのなり、北朝鮮の現実を
知り、やるせない怒りと悲しみが沸いて来て、涙が
止まらなかった。
貧しくも家族3人で暮らすヨンス一家。
ヨンスは有名なサッカー選手で、総書記からの勲章もあった。
ただ、日々の暮らしに精一杯で、蓄えがない。
妻の妊娠と病気が一家を路頭に迷わせることになる。
悲しい現実。
だけど、背景に映る自然は、これ以上なく、美しい。
ジュニがヨンスを求めてさ迷う砂漠など、映画の背景が無ければ、
壮大な大自然を堪能出来たでしょうに。
脱北者たちを飯のタネにするブローカーの存在。
様々な過去や想いがあろうが、彼らも生きていかなければならない。
終戦後の日本を思わせるギラギラした飢えた子供たち。
彼らの現実は映画好きな金正日(キム・ジョンイル)に、
届くことはあるのだろうか?
ジュニとの再会を心待ちにして、息子のために買った
サッカーボールとシューズを何度も見直すヨンスの姿に
涙が止まりませんでした。
by fyamasan
| 2010-06-30 03:19
| 韓国映画