エクスペリメント~人間が一番怖い
師走の12月。
時間があれば急いで映画館へ通っております。


もうかなり前になりますが、衝撃を受けたドイツ映画に
「es(エス)」というのがありました。

アメリカのスタンフォード大学で行われた実験を
現代のドイツに置き換えて描いた問題作。

それを今度は、舞台が戻って現代のアメリカで、
「プリズン・ブレイク」チームが製作したとあっては
見逃せない。


映画「エクスペリメント」

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あらすじ・

仕事をレイオフされたトラヴィスは、日当1000ドルという
14日間の心理実験に参加する。
その実験に参加したのは24名の男たち。
実験の内容は、模擬刑務所内で参加者たちが看守と囚人に
分かれて生活するというものだった。
トラヴィスは囚人側となる。実験は24時間監視カメラによって
観察され、暴力行為などがあった場合には即座に実験は
中止されるものだと聞いていた。
しかし、実験が進むうち、看守たちは囚人に暴力を
振るうようになる…。


海外ドラマ「Lost」でもそうでしたが、
ある特殊な状況下に置かれると、人間は支配する者、
支配される者に自分の意志とは関係なく、状況に
応じて変わっていくように思えます。

この映画はまさしく、看守と囚人という支配する者と
支配される者が明確に区別されており、いつしか参加者は
その役割を最初は冗談も交えながら演じていきますが、
密室という中、次第に狂気に満ちた人間の本能が姿を
表していく。

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参加前には家では母に小言を言われる温厚なバリス
(フォレスト・ウィテカー)だったが、実験が始まり
看守役となってからは厳格なリーダーとして、厳しい厳罰
までも与えるようにもなり、囚人役の参加者たちに
暴力を振うようになり、力で恐怖で囚人たちを抑えようとする。


もともと持っていた本能、本性なのか?
それとも一時的な発作のような心理状態が作り出すもの
なのだろうか?

「ラストキング・オブ・スコットランド」でも狂気じみて
いく役柄を演じたフォレスト・ウィテカーが、今回も
怪演だ。

「一番恐ろしいのは人間」
幽霊も出ない、ホラーでもないサスペンス映画が、
本当は一番怖いのかもしれない。


ラスト、囚人役だった一人の男がつぶやく一言。
これぞ、この映画のテーマではないでしょうかね?



1日1000ドルで、14日間の実験への参加。
皆さんはどうしますでしょうか?
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by fyamasan | 2010-12-23 06:02 | 映画 | Comments(0)

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