3月1日は映画の日であり、アカデミー賞発表の後ですから、
たくさんの人で、劇場は賑わっていました。
「ソーシャル・ネットワーク」と「英国王のスピーチ」共に
アカデミー賞の本命争いでしたが、偶然にも実在の人物に
スポットをあてたもの。
軍配は、ITの異端児よりも、内なる情熱を秘めた第2次
世界大戦時のイギリス国王に上がりましたね。
映画「英国王のスピーチ」

あらすじ・
1936年の英国。国王ジョージ5世の後継として長男のエドワード8世が
即位するが、離婚歴のある米国女性と結婚するために1年もしないうちに
王座を捨ててしまう。
ジョージ6世として王位に就くことになった弟のヨーク公は
内気な性格に加え幼い頃から吃音症に悩み、公務でのスピーチは常に
苦痛の種だった。そんな夫を優しく励ます妻のエリザベスは、
オーストラリア人のスピーチ矯正専門家ローグを見つけ出すのだった。
ゆっくりとした展開ゆえに、眠気を催す人も多かったように思えます。
ただ、徐々にはですが、クライマックスへと持ち込む展開は良かったですし、この映画が単なる、ジョージ6世の心の葛藤を描くだけでなく、
夫婦愛や、矯正専門家ローグとの友情をも描いているのが、さらに
良かったですね。
優しさとユーモアに溢れた愛すべき映画でした。
主演のコリン・ファースはヨーク公(ジョージ6世)、そのもの
でしたし、妻役のヘレナ・ボナム=カーター、ローグを演じた
ジェフリー・ラッシュともに、脇を支える俳優陣が見事でした。

イギリス王室の意外な史実も知れて面白かったですね。
権威、王位よりも恋に生きたエドワードの生き方も、また
素晴らしいと思います。
吃音で悩むヨーク公の姿が何とも見ていて、胸が痛くなりました。
僕も軽度の吃音なのか、なかなか言葉が出ないことがあるので、
ヨーク公の気持ちはよく分かります。
緊張したらダメなのに、緊張して、さらに声が出なくなる。
ドイツとの戦争が避けられない事態となった時に、イギリス国民を
ひとつにするために、ジョージ6世がとらなくてはならない行動、
それをするために、一歩踏み出そうと奮闘する彼の姿に、いつの間にか
泣いてしまってましたね。

エンドクレジットのエピソードにも、ウルウル来ました。
日本の王室でも、色々なドラマがあるんでしょうが、
映画やTVドラマにはなりませんかね?








