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メジャー監督、デビューを目指して!

わたしを離さないで~過酷な運命とある秘密

久しぶりにレイトで映画鑑賞。

予告編を見た時から、何かもう号泣しそうな感じだったので、
どうかなあと思ってましたが、いや~もう切ない。

映画「わたしを離さないで」

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あらすじ・

緑豊かな自然に囲まれた寄宿学校“ヘールシャム”。そこは、
牧歌的な田園地帯にありながら外界からは完全に隔絶され、
徹底した管理が行われている謎めいた施設だった。
そんな静かで整然とした環境の中で、幼い頃からずっと一緒に育って
きたキャシー、ルース、トミーの仲良し3人組。
やがて18歳となった3人はヘールシャムを卒業して、
農場のコテージで共同生活を送ることに。初めて接する外の世界に
不安や喜びを感じていく3人。そして、いつしかルースとトミーが
恋人になったことで3人の関係も終わりを迎えようとしていたが…。


不思議と涙は出ずに、なんか心で泣けたような気がしました。

この映画は「ある秘密」があるのですが、これは予告編などで
ネタバレしていましたので、書きます。

このヘールシャムという宿舎で育てられている子供たちは
ある目的にために、生かされています。

それは、成人したあかつきに、「臓器提供」のドナーになるため
なのです。

何も知らずに育つ彼らは思春期に、このことを告げられます。

逃げることも無く、ただ自分たちの運命を受けいらざるを得ない、
彼らの状況。


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ただ、ひとつ、彼らにとっての救いとなるのが、
「もし、男女が本当に愛し合っているのなら、それが証明出来たら、
臓器提供までの、その期間に猶予があり、普通に人として、暮らす
ことが出来るというもの。

ただ、これが実際にあったのか、どうかは、映画館でお確かめ
下さい。


印象的なシーンのひとつに、
海岸に打ち上げられた状態の一隻の船。
自分で動くことも出来ず、ただじっと、打ち上げられた状態。

まるで、この主人公たちを表すかのように。
自分たちで自分たちの人生を決められず、ただ、その過酷な
宿命を受け入らざるを得ない。


そのほかにも、自身の臓器を提供するであろう、オリジナルの
人を見に行くシーン。
初めて、レストランに入って、生まれて初めて注文するシーンなど
など。


心情を表すかのような映像&音楽も印象に残りました。


主人公たち3人の静の演技が、ググッとこちらに響いてくる。

生かされるのではなく、どんなに自分らしく生きていたかった
だろうか?

キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、
キーラ・ナイトレイの演技がやはり素晴らしい。

内面のなんとも言えない気持ちの揺れを、表情や仕草で表現。

宿舎の校長にシャーロット・ランプリング。
まだまだ美貌は衰えないですね。


なんとも過酷な運命で、そのはかない短い命を懸命に
生きようとした、三人のせつな過ぎる青春ラブストーリーで
ありました。
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by fyamasan | 2011-03-29 01:43 | 映画 | Comments(0)