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メジャー監督、デビューを目指して!

その土曜日、7時58分~追悼、S・ルメット監督!

新聞、雑誌などで、シドニー・ルメット監督の訃報に関しての
記事をちょくちょくと見かけました。
朝日新聞での三谷幸喜の文章は良かったですね。
何度となくうなずくところが多かったです。

たまに「好きな映画監督は?」とか「どんなジャンルの映画撮りたいの?」と
聞かれるのですが、僕は、「内容は重いけど、エンターテイメントしている
映画が撮りたいです」と応えています。

それで、よく考えてみたら、これはシドニー・ルメットの事では
ないでしょうか?

映画は娯楽、ゆえに、まずは楽しませないと。
でも、中身も重要です。

シドニー・ルメット監督の遺作となった、この映画
「その土曜日、7時58分」

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あらすじ・

ニューヨーク。
一見、誰もがうらやむ優雅な暮らしをしていた会計士のアンディは、
離婚し娘の養育費もまともに払えない弟ハンクに禁断の企てを
持ちかける。
それは、実の両親が営む宝石店への強盗計画だった。
その土曜日、7時58分。最悪の誤算を引き金に、次々にあらわになる
家族の真実。
そして、急速に追い詰められていく2人の運命は…?
もう、元には戻れない…


この映画、公開時に見逃していました。
「ああ~、見ておけば」と後悔ですね。

一発の銃弾が、すべてをぶち壊していく。

男の過去も未来も。
そして、家族の過去も未来も。

内容もシビアでリアルで、何とも見ていて、胸が締め付けられます。
でも、ハラハラドキドキさせてくれて、めっちゃテンションが
あがりますね。

核となるのは、家族愛。
父親、長男、次男、母。
それぞれの思惑が、少しずつ、波紋を広げていく。
やがて、それは大きな溝となっていく。

家族とはなんだろうか?と考えさせてくれますね。
父親が長男に語るシーンは、見ているこちらもググっと
胸が熱くなりました。

長男・アンディを演じた、フィリップ・シーモア・ホフマンの鬼気迫る
演技は、凄いの一言。
ダメなろくでなしの次男はイーサン・ホーク。
これがみたはまり役でしたね。
アンディの妻をマリサ・トメイ。
この人、映画、全体を考えるとかなり重要なキャラです。

そして、頑固一徹な父親をアルバート・フィニー。

名監督、名優がそろえば、やはり凄い映画が出来るもんなんだなあと、
痛感しました。

もうルメット監督の新作は見れませんが、過去の作品をまた
見直していきます。

ルメット監督の後継者といわれるように、なりたいもんです。
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Commented by zebra at 2014-02-07 15:00 x
先日 アニキ役のフィリップが亡くなったニュースをみました。ご冥福をおいのりします。

作品ですが まあ 失敗に失敗を重ねまくったドミノ倒しな破綻を描いてましたね。
アニキのアンディは社会的地位は確立したものの 会社の金を使い込んでいたし 父親への愛情の渇望や憎しみがあった。弟は妻と離婚して アニキの妻とできてたし・・・心の闇がしっかり伏線になってました。

で・・・お粗末な計画は お粗末な結果しか待ってなかった。

弟のハンクは逃げた後が描かれてませんでしたが まあ捕まったでしょうね。
別れた妻や娘からは 愛想つかされて絶縁されたと見ています。
Commented by fyamasan at 2014-02-11 14:48
zebraさん

ホフマン亡くなりましたね。びっくりでした。
薬物依存はなかなか抜け出せないんですね。
ドリュー・バルモアやR・ダウニー・jrはよく抜け出したと思いますね。
ホフマン、名わき役で、この人がいると場面がしまりました。
ご冥福をお祈りします!
by fyamasan | 2011-04-18 05:04 | 映画 | Comments(2)