Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

いのちの子ども~一筋の光を

久しぶりのドキュメンタリー。

日本人には遠い存在のパレスチナ。

ひとたび、紛争が始まると当たり前のように死者、負傷者が出る。

ユダヤ人、パレスチナ人、人種に関係なく、人を救おうと
懸命に生きるひとたちがいる。

ひとつの命を助けるために

c0033213_024394.jpg



映画「いのちの子ども」

内容・

免疫不全症で、すぐにも骨髄移植が必要な生後4ヶ月半の赤ん坊
(ムハンマド)が、封鎖されているガザ地区から、テル・アビブ郊外の病院に
運び込まれた。
映像作家のエルダールは医師に協力を頼まれ、テレビで寄付を呼びかける。
匿名を条件に寄付があり、手術は成功。しかしエルダールは、やがて赤ん坊の
母親ラーイダがパレスチナ人としてのアイデンティティーと、イスラエル人の助けを
借りなければならない思いの狭間で苦しんでいる事に気づく。


紛争が多くの人が命を落とす中、ひとつの命を守るために、
医師やこの監督、多くの人が走り出す。


長年TVジャーナリストとして、取材をしてきた監督のエルダールが
撮る映像は、リアルなパレスチナの現状を表している。

そこには当たり前ですが、戦争映画にあるような高揚感はなく、
ただ、怖さと空しさ、寂しさを感じてしまう。

助けてもらいたい、でも、敵であるユダヤ人の助けてもらって
いいのか?
同胞はどう思うのか?
裏切り者として、とらえられるのか?

様々な思いが、母のライーダの心が揺れる。

また、パレスチナ人だが、イスラエルの病院で働く医師の
存在もまた希望のようなものです。

イスラエルの攻撃によって、自身の娘を殺されたのにも関わらず、
元のイスラエルの病院で勤務につく。

パレスチナ、ユダヤ人、人種に関係なく医師として、人を救うことを
選んだ。


今も憎しみ会う民族。
しかし、生まれてきたムハンマドにはなんの罪もないはず。

このムハンマド大きくなった時、この地域の対立は緩和しているのか?


ユダヤ人医師である、ソメフが言った言葉に祈りたい。
“いつかムハンマドと私の息子が一緒に遊ぶようになってほしい。”

一筋の光は、やがては大きくなるはずだ!
[PR]
by fyamasan | 2011-08-03 00:25 | ドキュメンタリー | Comments(0)