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メジャー監督、デビューを目指して!

ミケランジェロの暗号~歴史ミステリー、発見!

この映画も気になっていました。
「ヒトラーの贋札」の製作陣が作ったということで、
期待もしていました。

どんな歴史的な秘話があるのか?


映画「ミケランジェロの暗号」

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あらすじ・

1938年のオーストリア、ウィーン。
ユダヤ人のカウフマン一家が営む画廊に、かつての使用人の
息子ルディが訪ねてくる。
ルディを一家は息子同然に可愛がっており、息子ヴィクトルに
とっては兄弟同然の存在だった。
カウフマン一家は400年前、バチカンから盗まれたとされる
ミケランジェロの名画を所有していると噂されていた。
画廊主催のパーティーが終わった夜、ヴィクトルはルディから
その事を聞かれ、つい本当の事を話してしまう。


いや~、2時間ぐらいの尺で、コンパクトによくまとめましたね。
実に無駄が無い。
脚本、展開もうまいですね。

重みのある歴史的な秘話を見事にサスペンス&エンターテイメントに
しているのが、すごいです。

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ユダヤ人、ナチスの話となると、どうも重い内容を想像しがち
ですが、これはユーモアたっぷりで描いているのが、新鮮。

ユダヤ人であるヴィクトルは裕福な画廊の息子。
一方、そのヴィクトルの家の使用人の息子に過ぎないルディ。
(彼はユダヤ人ではなくアーリア人)

もし戦争が無ければ、この関係はずうっと続いていたかもしれない。

しかし、ナチスが政権をとり、その余波はオーストリアまで来てしまう。


誰もが持つであろう、上昇志向。
ルディもその意識からか、ついにナチスに入隊する。
そこに大きな手土産を持って。

財産を没収され、早くスイスに逃げようとするヴィクトル一家。
そのヴィクトル一家を監視する役目となるルディ。

立場が逆転する。

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そして、ヴィクトル一家が隠し持つ、一枚のミケランジェロが
書いたとされる絵が、ヴィクトル一家、ルディの運命を大きく
変えていく。


立場が逆転するのも、何度かあり、その度に見ているほうは
ハラハラドキドキとなるんですね。

何とか、うまく逃れてくれ~と、思いつつ、障害がその度に
出てきます。

本当にうまい展開でした。


本当にこの映画は見て欲しいですね。

こういうアプローチで、シリアスになりがちな映画も
見事なエンターテイメントに出来るのだという、良い見本です。


原題が「私の最良の敵」という意味になるのでしょうか?

ヴィクトルとルディの二人の関係は、友情、裏切り、敵、味方。
そのどれにも当てはまりますね。


映画館でごらんくださいね!
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by fyamasan | 2011-10-08 01:53 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)