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メジャー監督、デビューを目指して!

瞳は静かに~子ども目線で、

もう今年に入り、半月が経ちましたね。
年末年始の忙しさが、だんだんとましになりました。


映画もちょこちょこと見ていますが、予告編やチラシなど
見ていると、どうも、社会派的な映画、内容の重い映画が
年明けから、多いなあと感じています。


この「瞳は静かに」もそうですが、「サラの鍵」「灼熱の魂」も
予告編を見る限り、重そうな感じが。

映画「瞳は静かに」

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あらすじ・

1977年、軍事政権時代のアルゼンチン北東部の州都サンタフェ。
やんちゃでイタズラ好きな男の子アンドレスは、母の突然の死で、
兄のアルマンドと共に、祖母オルガと父ラウルが住む家で
暮らし始める。なぜか母の持ち物を焼き、家まで売ろうとする
オルガとラウル、親しげに近づいて来る謎の男セバスチャン。
好奇心旺盛なアンドレスは、大人たちを観察し、会話を盗み聞きながら、
何が起こっているのかを探ろうとする。
そして、ある夜、部屋の窓から恐ろしい光景を目にするのだが…。



予想通りに重い映画でありました。
ただ、カメラアングルが面白く、主人公である、
アンドレス視点で描かれていることです。

大人たちの会話は聞こえるも、映像は下半身だけを映して
いたり、隣の部屋で内緒話をする大人たちを見る時にも、
何か覗くような感じの映像になっていたりと。

子どもゆえ、本当のところは分からない。
だが、何かおかしい。
母の死から、父、祖母、親戚あたりまで、なにか不自然な
感じになる。

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しかし、子どもゆえに真相は分からない。

見ている観客もアンドレス視点ですから、何かあるのだが、
何かは分からない。

なんともフラストレーションがたまります。

でも、子ども視点だと、こうなるんだなあと、興味深く
見ることも出来ますね。

この映画を見て思い出すのが、監視社会といわれた、
東西冷戦期の東ドイツを描いた、「善き人のためのソナタ」です。


こちらが、


「善き人のためのソナタ」のプレビュー



管理・監視国家ゆえに、危険な反政府、反分子は取り除かないと
いけない。

しかし、自分たちのしていることが、本当に社会のために
なっているのか?
非人間性的なことをしているのは、果たしてどちらなのか?

主人公の揺れる心と、ラストが秀逸でした。


話は元に戻って、「瞳は静かに」ですが、子ども心にも
見てはいけない、聞いてはいけない話もあるわけです。

しかし、偶然にも見てしまう、聞いてしまった時には、
子どもはどんな反応をするのでしょうか?

こちらもラストが注目ですね。
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by fyamasan | 2012-01-16 04:19 | 映画 | Comments(0)