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メジャー監督、デビューを目指して!

CUT~映画のために死ねるか?

2012年、今年はえらい映画を早々に見てしまいました。

見終わった後は、テンションあがって大変でしたが、ぜひとも、
たくさんの人に見てもらいたい。

とういか、映画製作目指している人は、見ないと駄目でしょう!

本来ならば、日本人が撮るべき映画だと思うのですが。



映画「CUT」

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あらすじ・

昔の名画の自主上映会を開催している映画監督の秀二は、
現在の映画界の状況を嘆き、日々、映画のために街頭演説を行っていた。
ある日、兄・真吾が死んだ。
秀二は映画製作のために、ヤクザだった真吾を通して借金をしており、
その借金のせいで真吾は命を落としたのだ。
2週間で1254万円の返済を求められた秀二は、ヤクザたちの“殴られ屋”
になる事で、借金を返済しようとする。
兄の死んだ事務所のトイレで、秀二は毎日殴られ続ける…。


ネットでの評価、低いですね(泣)

僕にはグサッと来ましたが。

まあ、色々とつっこみどころはありますが、でも、それ以上に
監督の映画愛をものすごく感じました。

僕の生涯No1映画「ニューシネマ・パラダイス」でも、ものすごい
映画愛を感じましたが、この「CUT」でも、このような描き方が
あるのかと、驚きがありました。

ラストあたりに注目を。


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秀二の言う、現在の映画界に対する様々な批評は、うなずくことが多いです。
僕自身は、本当に、この先、映画館で映画を見ることがなくなる
んじゃないかと危惧しています。

映画館にお客さんをよぼうという行為をどこまでしているのか?
映画を見に来たいと思わせるものはあるのかな?とか、色々と
僕も思うところは色々あります。

まあ、そのあたりは別の機会で。

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僕は人一倍、映画が好きですし、映画愛も他人に負けないと思って
いましたが、

この映画のように、

「映画のために死ねるか?」と言われたら、即答出来ないですね。


即答出来る人間が、この映画を作っているわけで、それを見せ付けられると
もっと気合いれていかないとあかんなあと、痛切に感じました。


主演の西島秀俊の身を削った、暴れまくる演技。

それと対照的に他の主演者はかなり落ち着いた演技。
唯一の紅一点の常盤貴子も良かったですね。
ショートヘアーで、母性を感じさせる。

こういったアート系には欠かせない、菅田俊さん。

でんでんも良い味だしてますし、僕が一番気になったのは、
秀二と同じ映画製作にかけている ナカミチを演じた鈴木卓爾さん。

自主映画にこういう人、絶対にいますしね。

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笹野高史さんも出ていたのにはびっくり。
だからこの人の役の幅が広いんだなあと、あらためて。

まだ未見の方は、ネットの批評の前に、西島の殴られっぷりを
見てください。

本当に死ぬかと思ったほど、かなり過酷な撮影現場だったらしいです。

そして、映画全体から感じる、驚くほど、ピュアな映画愛を感じて
もらえたらと思います。

ひさしぶりに、パンフレット買いました。
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by fyamasan | 2012-01-21 02:04 | 邦画 | Comments(0)