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メジャー監督、デビューを目指して!

ひまわり~変わらぬ、この愛、この切なさ

著作権の問題か何かで、「午前10時の映画祭」のラインナップから
外れました。

が、何とか、リマスター版で上映が決まりました。

映画館で見たのは、大学生の頃だったか?
働き出していたかな?

なんにしても、かなり昔です。

うろ覚えでしたが、冒頭、あのテーマ曲が流れ出すと、
もうそれだけで、涙ウルウルでした。


映画「ひまわり」

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あらすじ・

貧しいジョバンナとアントニオは海岸で出会い、すぐに恋に落ちて
挙式をあげる。そこへ第二次世界大戦が勃発。
アントニオは狂人を装い、徴兵から免れようとするも失敗。
戦争へと駆り出されてしまう。

終戦後、ジョバンナはアントニオを待ち続け、なんとか同じ部隊に
いたという男を見つける。男の話によると、アントニオは
ソ連の極寒の雪原で倒れたが、そこを誰かに助けられたという。
ジョバンナは愛するアントニオの生存を確認するため、
ソ連へと足を運ぶ。

ジョバンナはソ連に着き、アントニオの写真を見せて回っていると、
一軒の家を紹介される。その家を訪れると、幸せそうな妻子の姿があった。
真実を知り傷心したジョバンナは、そのままイタリアへの帰国を決める。
駅で汽車を待っていると、アントニオが現れる。
ジョバンナは何も言わずに汽車に飛び乗り、
涙を流し去って行く。

後日、アントニオは考えた末、もう一度ジョバンナに会うため
イタリアへと向かう。



確か、「風と共に去りぬ」が製作誕生から50周年で、リバイバル
公開したときに、宣伝文句が、

「時は流れ、人は去るとも、変わらぬのは、この愛」
というのが、ありました。

この宣伝文句、「ひまわり」にも当てはまりますね。

戦争という過酷な運命に翻弄された恋人たち。

もしも、あの時、何かの判断、選択が違っていれば、
また、状況は変わっていたかもしれない。

でも、考えても時が戻ることはない。

ただ、そこには、二人が愛し合ったという時間があった。

揺ぎ無いと信じていた愛も、いつしか、変わっていった。


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映画の中、何度となく流れるテーマ曲。

切なくて、切なくて、苦しくなります。


1970年の製作ですから、冷戦当時のソ連での撮影は
大変だったみたいですね。

有名な一面のひまわりのシーンは、スペインでの撮影との
こと。

ソ連(ロシア)のひまわりの下には、今でも戦争で亡くなった
人たちの亡骸があると考えると、感傷にひたるだけの映画でも
ないんですね。


そう考えると、見事な反戦映画でもあり、恋愛映画でもあるんですね。


ソフィア・ローレンの

嬉しさ、幸せいっぱいのパーマをかけた姿。

眉間にしわを寄せるような、苦痛にも似た、夫を待つ姿。

そして、新し人生をはじめようと、長い髪になった姿。


色々なソフィア・ローレンが楽しめるのも、この映画の
魅力のひとつでは?


映画館で、余韻に浸れる最上の映画の一本ではないでしょうかね?
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by fyamasan | 2012-01-25 02:05 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)