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メジャー監督、デビューを目指して!

キッズ・リターン~ほろ苦い、灰色の青春

京都文化博物館に行って来ました。
京都は遠いイメージでしたが、意外と早く着くなあと。

色々と展示があるので、これからちょくちょくと行きたいと
考えています。


3Fにあるフィルムセンターでは、ただいま、
「ヨリ道ノススメ」として、邦画31本が日替わりで
上映されています。

その中で、17日は北野武監督の「キッズ・リターン」

この映画、前に映画館で見たのが、たしか東灘にあった映画館が
閉館イベントで、旧作の映画を上映していた以来ですから、
かなり昔ですね。

久しぶりにメイン曲聞いて、テンションあがりました。

映画「キッズ・リターン」

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あらすじ・

18歳の二人は、いつもつるんでいた。気分がのれば学校に行き問題を
起こす二人は、担任(森本レオ)の目に“落ちこぼれ”としか映らない。
 そんなある日、カツアゲた高校生の助っ人にKOされたマサル
(金子賢)は、ボクシングに目覚め、シンジ(安藤政信)も
成りゆきでジムに入門した。
 ある夜、ヤクザに絡まれた二人は、若頭(石橋凌)に助けられ、
マサルはその迫力に感動してしまう。
高校生活も終わり、シンジはボクシング界の逸材に成長していた。
――だが、ジムにはマサルの姿はなかった



武がバイク事故後に撮った映画ということもあり、内容も
今までのバイオレンス一辺倒ではないので、あまり売れない
武映画としては、「座等市」と並ぶぐらいに、人気&評価の
高い映画ではないでしょうか?

冒頭のあのテーマ曲で、一気に「キッズ・リターン」の
世界に入り込めます。

何かを得たいけど、傷つくことも怖い。
粋がりたいけど、なかなか上手く生きられない。
不器用でちょっとしたことで、幸せや悲しみを感じたりと、
青春のモヤモヤしたものが、いっぱり詰まっています。

ヤクザの親分に扮する、石橋 凌がまたカッコいい。
お金使いも粋で、男は憧れますよね。


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90年代の映画ですから、携帯もネットも出てきません。
それゆえ、僕にはなんとも居心地の良い青春映画ですね。

映画のキャラと実際の性格も被るのでしょうか?
何事も飽きっぽい、金子賢は、俳優を辞めて、一時、格闘家、
目指してましたが、それも2年で終わり。
今はちょこっと見たりはしますが、俳優として腹くくって
やって生きたいのか?と疑問に思ったりもします。


この映画ではは新人として扱われた安藤政信は、その後、
色々な映画に出てますね。
映画でも、付き合いではじめたボクシングに意外な才能があり、
自身でものめりこんでいきますが。


ヘタレな生徒や、漫才師を目指す生徒が出てくるなど、
大笑いしないもの、クスクスと笑えるシーンが多いのも、
見ていてホッと出来ますね。

今の中学生や高校生が見たら違和感はあるのでしょうが、
携帯やネットも無かった時代は、こんな感じでしたもんね。


その他大勢のような感じで、平泉成が出ていたり、津田寛治の
名前も見れたのも、なんか嬉しかったですね。

ラストのセリフは名セリフですし、願わくば、その後の
シンジとマサルを描く続編も見たいなあと思いますが。

挫折が多く、傷つく、灰色の青春ですが、ピカピカに
光るものも多いんですよね。


赤色のマサルと青色のシンジ。

この2色があらわすものは
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by fyamasan | 2012-02-18 04:13 | 邦画 | Comments(0)