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メジャー監督、デビューを目指して!

サラの鍵~ちいさな希望を見つけたい

去年の「黄色い星の子どもたち」と内容的にはだぶるものがありました。
戦時中のフランス政府による、ユダヤ人大量迫害事件。

それに巻き込まれたひとりの少女、サラの波乱の人生を、
偶然にもアメリカ人女性、ジュリアが真実を探し求める。


映画「サラの鍵」


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あらすじ・


1942年7月16日のパリ。
10歳の少女サラは両親と共に警官に連行される直前に、弟のミシェルを秘密の納戸に隠して鍵をかける。「すぐに帰る」と約束をして。
しかし、それはフランス警察が1万3千人のユダヤ人を屋内競輪場
(ヴェルデイヴ)に収容した一斉検挙だったのだ。
2009年、フランス人と結婚しパリに暮らすアメリカ人ジャーナリストの
ジュリアはヴェルディヴ事件の取材を通じ、夫の家族の秘められた過去を
知る事になる…。


サラの人生と、ジュリアの人生、二つの物語が進行していきます。

戦時中のフランス。
そして、現代のフランス。

時代は違えど、女性として、人間として、真実を知りたい。
そして、その真実を伝えたい。

その思いが、ジュリアを動かし、サラの悲劇の人生を紐解いていく。


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同じジャーナリストなのに、年が若いからか、フランス政府が
犯した、ユダヤ人迫害事件を知らないことに、驚きよりも落胆してしまう、
ジュリア。

日本でもそうですが、年月が経てば、どんな悲劇なことでも、どんどんと
風化してしまいます。


ジュリアが見つけた真実はあまりにもつらいもの。
悲しみは癒されることは無いのか?
心の奥の闇に住み着いてしまったものは、もう陽の光を浴びることは
ないのだろうか?

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最後に、ですが、この映画は希望を投げかけています。

小さな希望ですが、それが大きくなるように願いをこめて!
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by fyamasan | 2012-03-06 01:52 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)