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メジャー監督、デビューを目指して!

メランコリア~世界の終わりに

この映画も先週見たので、だいぶ遅くの感想になりますが、
色々と考えさせられた、色々と感じた映画でしたね。

前作「アンチクライスト」を見ていないかったですが、
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の監督ゆえに、あまり
期待はしませんでしたが、、、、。


映画「メランコリア」



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あらすじ・

マイケルとの結婚を決めたジャスティンは、姉・クレアの豪邸で
結婚パーティーを行う。最初は楽しそうに振舞っていたジャスティンだが、
段々と浮かない顔を見せ始める。やがてパーティーを抜けしたり、
マイケルとのベッドを離れたり、奇妙な行動を取り始めたジャスティン。
そんなジャスティンに怒ったマイケルは、彼女をクレアの家に
置いて帰ってしまう。その頃、天体異常が起こり、メランコリアという惑星が
地球に近付いていた…。


第一部と二部に分かれています。

一部が、ジャスティンの結婚パーティでの話。
二部がジャスティンの姉のクレアが中心となり、話が進みます。

映画を見終わった後は、なんとも言葉が出てこない。


ブルース・リーがいうところの、

「考えるな、感じろ!」という感じでしょうか?

目で見るよりも、体全体で、この「メランコリア」という
映像を感じる映画なのでしょうかね?

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はかなさがあるから、そこに美しさを感じてしまう。
狂気的な怖さがあるから、そこに惹きつけられてしまう。

ストーリー云々よりも、映像美に心奪われてしまう。

絵画を見るような、一枚、一枚を切り取ったような映像。
壮大なワーグナーの音楽。

スクリーンという巨大なキャンバスに、トリアー監督が、
思いのたけを、描いたという気迫が伝わってきますね。


冒頭のジャスティンとマイケルを乗せたリムジンが上手く
カーブを回れないところから、
「ああ、この結婚の先には、暗いものがあるんだ」と感じさせる。

鬱とハイテンションの繰り返しで、見ていてこちらも気分が
落ち着かなくなる、ジャスティンの行動。

まあ、めちゃくちゃしますわ。

でも、ウェディングドレスを着たジャスティンは汚れた天使のようにも
見えます。



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でも、第二部となると、しっかり者のクレアの方が、神経質になり、
ジャスティンが冷静に状況を見ているから、不思議です。





クレアの夫が、キーファー・サザーランドなんで、どうも
「24」のジャック・バウアーを思い出してしまい、なかなか
集中出来ないなあ。


ラストの意外さにはびっくりしましたが、トリアー監督、独自の
終末思想が、色々なものを含めて映像化しているということ
でしょうかね?

圧倒的な映像と音楽はぜひとも、映画館のスクリーンで味わって
もらいたいですね。


ジャスティンの母を演じたのは、あのシャーロット・ランプリング。

うーーん、怖かったなあ。
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by fyamasan | 2012-03-16 02:21 | ヨーロッパ映画 | Comments(0)