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メジャー監督、デビューを目指して!

廃墟に乞う~祝、直木賞!

1泊2日でしたが、有意義な白浜温泉への慰安旅行。
温泉に入ると、やっぱり癒されますね。

ほっこりしましたね。

また、どこか近場の温泉に行きたいです。

少し前に読み終えました。
好きな作家の一人、佐々木譲さんの待望の直木賞受賞作!


「犯罪は捜査員の心まで傷つける・・・」の帯分が胸に突き刺さる。


「廃墟に乞う」 佐々木譲(著)


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内容・


十三年前に札幌で起きた殺人事件と、同じ手口で風俗嬢が殺害された。
道警の敏腕刑事だった仙道が、犯人から連絡を受けて、故郷である
旧炭鉱町へ向かう。
表題作をはじめ北海道の各地を舞台に、任務がもとで心身を耗弱し
休職した刑事が、事件に新たな光と闇を見出す連作短編警察小説。

主人公は、精神的なダメージを受けて休職中の刑事。
現場に復帰したい気持ちと、果たして同じような仕事が出来るの
だろうか?と、悶々とした複雑な気持ちのまま、時間が流れていく。

そこへ、こういう事件があったのだけども、少し調べてくれないか?と
相談を持ち込まれる。

相談者は警察へ不信感をもっている人たち。


公の刑事ではなく、休職中の刑事として、事件にかかわっていくのだが、。


大きな、驚くような展開があるわけでもない。
淡々とした中で、事件の真相は静かに明らかになっていく。
ゆえに、ハラハラドキドキ感には乏しいが、それが逆に妙に
生々しく、リアルに感じてしまいます。

「道警」シリーズが好きな人には、物足りなさが残るも分かります。

短編集であり、事件は意外なところで真相が分かったり、あっさりと
幕を閉じる章もあります。

そこをどう感じるか? でしょうね?

もう少し展開があっても良いかなと思いますが、北海道の事件が起こった
街の風景が、目に浮かぶようで、じんわりと、体の中で、消化されていく
ような感想を持ちました。

ほろ苦いコーヒーを飲んだ感じでしょうかね。

深夜あたりの連続ドラマを期待しますが。
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by fyamasan | 2012-03-20 04:10 | 読書 | Comments(0)