オレンジと太陽~暗部の移民史
先週のことになりますが、これも何とか最終日に間に合いました。
最近は最終日になんとか見ることが出来る映画が多いのですが、
なんでもギリギリになってしまうので、映画見るのもか!


社会派ケン・ローチ監督の息子とあって、こちらも社会派な内容。
しかし、こんな事実が隠されていたとは。

イギリス~オーストラリアの移民の暗部を暴く、
映画「オレンジと太陽」

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あらすじ・

イギリス・ノッティンガムでソーシャルワーカーとして働くマーガレットは、
ある日、見知らぬ女性から「自分の出自を調べてほしい」と訴えられる。
聞けば、幼い頃に子どもだけで船に乗せられオーストラリアに送られたという。
最初はその話を信じられなかったマーガレットだったが、調査を始めると、
イギリスが児童施設などに入った子どもたちを、福祉の名のもとに密かに
オーストラリアに送っていたことが判明する…。


ほんの数十年前までこの移民がまだ続けられていたという
事実にも愕然としますが、痛みをものすごく感じる映画であります。

自分が何者なのか?
親に捨てられたという事実が、彼らに負い目を感じさせる。
しかも、強制的な肉体労働や性的虐待もあった。
それも教会というのが、なんともやりきれない思いにさせてくれる。


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「オーストラリアに行けば、太陽が輝いて、オレンジもとり放題だぞ!」
という文句に騙されて、連れて行かれた子どもたち。

その数13万人。

そんな彼らに何とか本当に家族を見つけてあげたいと、主人公の
マーガレットは懸命になる。

支援もあるが、やっかみや非難中傷もある。
のめりこみ過ぎれば、過ぎるほど、自分の愛する家族との距離が
逆に広がっていくという、皮肉。

教会や事実を隠したい団体からの圧力にかかり、マーガレットは
精神的にも参ってしまう。

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そして、その移民の被害者から、自分たちが、虐待を受けた教会へ
一緒に行ってくれと懇願される。

教会からの圧力は一段と強くなっている。


さて、マーガレットはどうする?

一人の女性の物語。
家族の物語。
なによりも、自分を、家族を探す人たちの、希望を求める映画でも
あるように思えます。

エンドクレジットの映像に胸が締め付けられる。
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by fyamasan | 2012-07-04 02:52 | 映画 | Comments(0)

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