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メジャー監督、デビューを目指して!

狩野山楽・山雪展」 京都国立博物館

久しぶりの美術館日記になります。


5月12日までなので、ギリギリでしたが、
見てきました。

「狩野山楽・山雪展」 京都国立博物館


平日の昼間だからこそ?じいちゃん、ばあちゃん多かったですね。


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展示内容

桃山から江戸への過渡期。それは豊臣につくか徳川につくかで後の人生が
変わる激動の時代でした。武将だけでなく、狩野派の絵師たちもまた、
その渦中で運命を大きく左右されました。
幕府御用絵師となり軽淡な画風を江戸の地で展開した狩野本家
「江戸狩野」と、京の地にとどまり永徳の弟子筋によって濃厚な画風を
確立する「京狩野」の誕生です。
本展では、この京狩野の草創期にスポットをあてます。


入ると山楽が描いた、「龍虎図屏風」が出迎えてくれます。

これは、パノラマスクリーンで映画を見るようなド迫力がありました。
つかみにこれを見せられると、やられますね。

すげえ~なあ~!


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しかも、弟子の山雪が同じ構図の「龍虎図屏風」も後ほど出てくる
んですが、これが同じ絵と思えないぐらい、雰囲気が違うんですよね。

師匠と弟子の技術の違い云々よりも、その時、二人がおかれていた
状況の違いでしょうかね。

こちらも見比べてみると、面白いです。

水墨画にわびさび、スゥ~と、冷たさ、物悲しさを感じたり、
金箔を贅沢に存分に使った豪華な絵もあれば、アイルランドの
美術館に所蔵されている、「長恨歌図巻」は見事な絵巻物でした。

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江戸へ行った狩野派と、京都に残った山楽と山雪。

江戸で陽の目を浴びている狩野派を尻目に、こちらは少しずつ、
堕ちていく。

その堕ちてたまるかと、意地を持って書き続ける姿勢が、
絵に伝わってきますね。

一度見ただけでは、満足出来ないものがあります。
ゆっくりと時間かけて見たいですね。


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色々なもの、素材を、最高級のレベルで描いた二人の作品、
なかなか見れないので、とても貴重な経験でした。

「ゴッホ展」も来週中までなので、早めに見に行きたいと
思います。
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by fyamasan | 2013-05-11 05:34 | 美術館めぐり | Comments(0)