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メジャー監督、デビューを目指して!

旅立ちの島唄 ~十五の春~優しさゆえに

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あらすじ・

14歳の優奈(三吉彩花)は、島内に高校がない南大東島で父親(小林薫)と
2人で暮らしている。子どもたちは進学のため15歳で島を出るため、
彼女の母親(大竹しのぶ)も姉(早織)の進学と共に那覇についていったきり
戻って来ない。優奈は少女民謡グループ・ボロジノ娘のリーダーを
任されたものの、進路のことで思い悩んでいた。


家族の絆、南大島(故郷)への想い、そして、監督の熱い想いは伝わるのですが、
僕にはなんともしっくりとこない。

優しい映画なんです。

時には、島、家族が抱える問題を描きはしますが、根底には優しさが
溢れています。

でも、映画的には荒さが目立ちます。


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本物の役者と現地の人との、明らかに分かる演技の差。
テンポがいまいちつかめない編集、カット。

映画に参加してくれた人たちを、とにかく映そうというシーンが
一番気になってしまいました。

監督の優しさなんでしょうが、やはりカットするところはカットして欲しかった。


15歳の揺れる気持ちを演じた三吉彩花の存在感は抜群だし、
その寡黙な、あまり感情を素直に表さない父を小林薫がまた、素晴らしい。

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だからこそ、非情になって欲しかったと、思いました。

たんなる観光案内映画にはなっていませんが、もっと上を目指せたのでは?と
残念な気持ちになります。


優しい、いい映画なんですが、それが僕には余計に気になってしまいました。
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by fyamasan | 2013-06-12 03:39 | 邦画 | Comments(0)