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メジャー監督、デビューを目指して!

風立ちぬ~ジブリを見て育った大人たちへ

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あらすじ・

大正から昭和にかけての日本。
戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。
航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、
いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。
関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子とある日再会。
二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう。




映画館の4分間の予告編を何度も見たので(かなり秀逸だった)、
かなり期待して見に行きました。

喫煙シーンが多すぎるとか、訳が分からんクレームが来たりしていますが、
素晴らしい映画だと、素直に感動しました。

ラストの荒井由実の「ひこうき曇」が流れる前に、もう胸いっぱいでした。

自分の好きなものを作って生きること。
それは主人公にとっては飛行機作り。
美しい、子供の頃に夢見たものは、やがて形となるが、美しくはない
戦争に使われてしまう。


自分が設計した飛行機が戦争に使われ、それが人を殺す道具となる。
そのあたりの葛藤があれば、また違った印象になるのでしょうか?

そこはあえて、語らず、モノ作り、夢作りにかける男たちの物語に
重点を置いたのでしょうかね。

30代、40代となると、10代、20代のように夢見ることが出来なくなる、
怖くなる。

そんな中でも、夢へ向ってと声高ではないが、自分が好きな道へ
進むことへの後押しをしてくれているように思えます



ジブリの映画らしさというような、風や紙飛行機を通じて、男女の愛情を表現したり、
また、地震の描写は、リアルというよりも、逆に急に忍び寄ってくる怖さを感じてしまいました。

喫煙のシーンも時代を考えたら多いのは当たり前ですが、
中年の男性が主人公で、キスシーンも意外と多かったように思えます。


思えば、小学校5年の頃かな、兄に連れられ、「風の谷のナウシカ」を
見てから、ジブリ映画は見続けています。

おそらく日本全国に、そんなジブリを見て育った大人が多いと思います。

そんな大人へ、宮崎監督が贈ってくれた映画だと考えます。

ゆえに、子供たちには、この映画の良さがなかなか伝わりにくいのでは、
と思います。

子供たちが成長した時に、また見て欲しい映画でありますね。

僕はあと、2回ぐらい見て、色々と考えたいですね!
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by fyamasan | 2013-08-18 05:39 | 邦画 | Comments(0)