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メジャー監督、デビューを目指して!

リチャード・ニクソン暗殺を企てた男~身近な恐怖が

よく新聞やテレビで、「犯人はどんな感じの人でしたか?」と
問われると、「え、あの人が」や「真面目でそんな事を
する人には見えない」のようなコメントが、出てきます。

今日、ご紹介する
、映画「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」
の主人公もそんな感じの犯人です。

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1974年、ワシントンのバルチモア空港で、主人公、
サム・ビッグ(S・ペン)は
ある重大な事を起こそうとしていた。

2001年、9・11の同時多発テロのように、
民間機をハイジャックして、ホワイトハウスに
そのまま突っ込む。
この当時の大統領はR・ニクソン

映画は、なぜ、サムがそのような行動に出るように
なったかを、描いています。

サムは悪い人ではありません。
身近にもいると思います。要領が悪く、
人間関係に不器用で、普通の人が
見逃すような事まで、許せない性質で、
小さい正義にもこだわってしまいます。
付き合いにくいタイプの人間です。

こんな性格が災いして、友達や家族も
彼の元を離れていきます。
何とか、新しい自分を、環境を作りたい彼は、
新しい仕事(家具のセールスマン)を見つけ、
別居中の家族と一緒に暮らす事を、
夢見ています。

しかし、仕事の業績は上がらず、
上司には「自己啓発」テープや本を
渡され、業績アップを促される始末。
友人と一緒にする事業の融資も断られ、
唯一の家族の絆も、ほぼ切れかかっている。
そんな時、いつもテレビで映されるニクソンの画像。
時は「ウォーターゲート事件」の渦中で
、ニクソンはアメリカを裏切った男。
サムの頭に浮かぶのは、この男が全ての元凶だと。
そして、彼はある決意を持ち、実行に移していく。

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この主人公、サムを演じたショーン・ペンが
素晴らしいです。
「ミステリック・リバー」で念願のオスカーを
取った彼ですが、ここでも、演じるには難しい
サムというキャラを、
見事に演じています。
ショーン・ペンなくして、この映画はありえない、
そんな感想を持ちました。
サムの別居中の妻に、今や売れっ子のナオミ・ワッツ。
(「リング2」が公開まじか)
サムの友達にドン・チードルと、渋い脇役が並びます。
また製作にはレオ様の名前も上がっています。


後味がいい映画だとは思いませんが、
じっくり考えてみるこんな映画もどうでしょうか?

また70年代は、黒人開放を掲げる、
ブラックパンサーも
大きく活躍していた時代。
「マルコムX」や「パンサー」を見れば、
この時代がよく分かると思います。



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by fyamasan | 2005-06-23 00:35 | 映画 | Comments(0)