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メジャー監督、デビューを目指して!

あなたを抱きしめる日まで~宗教観の違い?

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あらすじ・

1952年アイルランド、未婚の母フィロミナは強引に修道院に入れられた上に、
息子の行方を追わないことを誓約させられてしまう。
その後、息子をアメリカに養子に出されてしまった。それから50年、イギリスで娘と
暮らしながら常に手離した息子のことを案じ、ひそかにその消息を捜していたフィロミナ
(ジュディ・デンチ)は、娘の知り合いのジャーナリスト、マーティン(スティーヴ・クーガン)と
共にアメリカに旅出つが……。


好きな女優のひとりに、ジュディ・デンチがいます。
よく知られている役は映画「007」のM役でした。

年を重ねても、恋する乙女のような恋に落ちる女性を演じた
「ラベンダーの咲く庭で」も印象に残っています。
イギリスを代表する大女優ですね。

彼女が今回、演じるのは、フィロミナ。
夫を亡くし、今は娘と暮らしていますが、10代の時に手放した息子の事が
気がかりで、なんとかもう一度会えないかと、あるジャーナリストに相談すると、
意外な事実が、、、。


宗教観の違いなのか?
感動よりも、怒りが先にこみ上げてくる。

信仰心があまりない僕としては。?がつく結末。
罪を憎んで人を憎まず、という心境なんでしょうか?

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少し前のの映画だったと思いますが、「オレンジと太陽」がありました。
イギリスからオーストラリアへ多くの子供を、児童移民として、非合法的に
移住させていた。
子供は施設に預けられていて、親には亡くなったとウソの報告をされていた。
「オレンジと太陽」の素晴らしい国だよと、オーストラリアへ連れて行かれるが、
そこは過酷な労働環境で、児童虐待もあった。
これが1970年代まで行われていましたし、両国政府も暗黙していた。

これもとんでもない人権無視の事実ですが、「あなたを~」も同じような
事実が明らかにされます。

信仰に身を捧げることは、犯罪に加担していても、正当化する言い訳に
なるのでは?と、ものすごく怖さを感じました。

教えという大儀のために、犠牲を強いてきたような、危うさも感じました。

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あと、「マグダレンの祈り」という映画にも共通するものがあります。
こちらは1960年代のアイルランドが舞台。
カトリック教会の修道院に強制的に入れられた3人の女性の話。
信じられない話が展開されますが、これも事実を元に作られています。


見た後は、確かに気が重くなりますが、じっくりと考える、考えさせられる
映画です。

エンターテイメント全面の映画も良いですが、じっくりと考える映画も
どうでしょうか?




『あなたを抱きしめる日まで』予告編」
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by fyamasan | 2014-04-29 03:54 | 映画 | Comments(0)