ホットロード~Oh my little girl
2014年 09月 03日
あらすじ・
母から愛されず、自分が誰からも必要とされていないと心を痛める14歳の宮市和希(能年玲奈)は、
学校で周囲と打ち解けられず孤独を抱えていた。
そんなある日、不良の春山洋志(登坂広臣)と出会い、彼らの世界に自らのよりどころを
見いだすようになる。少しずつ洋志に惹(ひ)かれていく和希だったが、Nightsのリーダーとなった
洋志は反目し合うチームとの激しい争いにしのぎを削ることとなり……。
予告編で流れていた尾崎豊の「Oh My Little Girl」が印象に残ってました。
原作漫画はちょうどドンピシャな10代の頃でしたが、少女漫画ゆえに敬遠してました。
しかし、映画見終わった後は、原作漫画読みたくなり、さっそくアマゾンで注文しちゃいましたね、
ちょっと恥ずかしくなるぐらいに、不器用で純粋でまっすぐな主人公たち。
浜省の「まるでナイフのエッジの上を歩いているような」という歌詞がありましたが、
自ら傷ついていくような。
傷つくことで、何かをごましているような。
10代の頃に感じた、何か満たされない、何か足りない、でも、それが分からないから、
ますますもどかしくいらだってしまう。
主人公二人のアップと、無音の海の風景や映像がとても繊細に見えました。
なんか、そっと胸の中に隠してしまいたい、そっと見つめていたくなる映画でした。
by fyamasan
| 2014-09-03 03:48
| 邦画