柘榴坂の仇討~さまよえる武士魂
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もう上映も終わりのところもありますが、グイッと熱く心を
揺さぶられたのが、この映画「柘榴坂の仇討」




あらすじ・

安政7年、彦根藩士・志村金吾(中井貴一)は主君である大老・井伊直弼(中村吉右衛門)に
仕えていたが、登城途中の桜田門外で井伊は暗殺されてしまう。
その後、あだ討ちの密命を受けた金吾は敵を捜し続けて13年が経過する。
明治6年、時代が移り変わり時の政府があだ討ちを禁止する状況で、
最後の敵である佐橋十兵衛(阿部寛)を捜し出し……。


話の展開はそうなるだろうと、予告編を見た時からわかっていました。
しかし、そこに行くまでの、二人の男の過ごした13年間が、ひしひしと画面から
伝わってきます。

そこに、気持ちがグイッと引き込まれていきますね。

仇討ちも禁止になり、もう藩も侍もいない世の中になってはいる。
が、主君への想いからなんとか敵を捜したい。

あまり書くのもあれなんで、じっと二人の男の息遣いをスクリーンから
感じて貰いたいですね。


映画を見てから原作を読みました。

原作は「五郎治殿御始末」という短編集に入っています。


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この「五郎治殿御始末」に収められている短編はどれも幕末から明治にかけて、
武士たちが、どう生きたかを描いたものです。

大きな時代の波に呑み込まれて、転機を不器用に、自身の武士道を貫こうとする
武士たちの生き様には、映画以上に、胸がかきむしられた気がします。

明治維新の英傑ではない、一介の武士たちが、どのように、何を失い、何を得たのか?

僕は歴史が好きで、幕末・維新の話も読んできたつもりでしたが、この小説を読んで、
新たな発見があり、陽のあたらない武士たちの生き様には、とても深く感動しました。

映画を見て、原作を読むと、より一層の感動が味わえると思います。
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by fyamasan | 2014-11-02 03:51 | 邦画 | Comments(0)

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