百円の恋~痛い、痛い、痛い、しかし熱い
2015年 01月 30日
あらすじ・
32歳の一子(安藤サクラ)は実家でだらしない毎日を過ごしていたが、
離婚して実家に戻ってきた妹の二三子といざこざを起こし、一人暮らしをすることに。
100円ショップで深夜労働にありつき、相変わらずな日々を送っていたものの、
ボクサーの狩野(新井浩文)と恋に落ちる。狩野との幸せな日々はすぐに終わってしまうが、
ある日、たまたま始めたボクシングが一子の人生を変える。
先にシナリオを読んでました。
どんな形で映像になっているのか、気にしながら見てました。
自堕落な生活を送る一子が、ふとしたきっかけで始めたボクシング。
リングにあがること、勝つことを目標にしてから、ガラリと生活がかわっていく。
映画「ロッキー」のように、何かを求めて、何かを掴みにいく人間は、周りをも変えていく。
安藤サクラのボクシング技術も格段に上がり、さすがの役者魂、見せて貰いました。
今の生活をもがきながらも生きている人達や、投げやりに生きている人達も、
何か出来るんじゃないかと思わせてくれる力が、映画から伝わって来ましたね。
「ボクシングはそんな甘いもんじゃないよ」という、ジムの会長の言葉が、グサッと突き刺さる。
100円コンビニの店員たちの人間模様も、見応えありました…特に野間さん、
ほんとに最低の人間でしたが、憎めないキャラでした。
痛い、痛い、痛い映画ではありますが、めちゃめちゃ熱い映画でもありました。
安藤サクラ、まじすげ~!
by fyamasan
| 2015-01-30 04:30
| 邦画