くちびるに歌を~青春の王道!
2015年 04月 13日
あらすじ・
産休を取ることになった親友の音楽教師ハルコ(木村文乃)の代理として、
生まれ故郷の五島列島にある中学の臨時教師となった柏木(新垣結衣)。
天賦の才能を持つピアニストとして活躍したうわさのある美女だが、
その性格はがさつで乗り回す車もボロいトラック。住民たちの注目を浴びる中、
彼女はコンクール出場を目標に日々奮闘している合唱部の顧問に。
そして部員たちに、課題として15年後の自分に宛てた手紙を書かせる。
やがて、部員たちがつづった手紙から、それぞれが抱える苦悩や秘密が
浮き上がってくるが……。
めちゃめちゃ泣いてしまいましたね…(*^^*)
シナリオ的にはお手本のような映画。
対立から始まり、徐々にその関係が変わっていき、クライマックスへ
向けて、1つになる。
長崎県の五島列島が舞台で、島の景色や朝焼け、夕焼けなどの、
陽光が綺麗に写っています。
監督は、「ホットロード」や「陽だまりの彼女」の三木さんなんで、
陽光の綺麗さは、お手のものでしょうかね♪
主演の女の子や合唱部の中学生たちは、瑞々しくて、初々しく、
見ているこちらが、ピュアな気持ちになれました。
特に、障害を持つ兄を慕うさとる君を演じた男の子が、
抜群に良かったですね。
この子がキャスティングに入った事で、映画の成功がより
高くなった気がします。
もう亡くなられた井川比呂志さんや、久しぶりにスクリーンで見た、
あの女優さんなど、脇を固める役者陣も良かったです。
基本的に悪い人間が出てこないし、王道的な青春物ですが、
真っ直ぐなだけに、めっちゃ胸に響きました
by fyamasan
| 2015-04-13 01:54
| 邦画