悪党に粛清を~一味違う西部劇
2015年 09月 12日
あらすじ・
1864年、ジョン(マッツ・ミケルセン)と兄のピーター(ミカエル・パーシュブラント)は、
祖国デンマークで兵士として勇敢に戦った。戦争に嫌悪感を抱いた彼らは
新天地を求めアメリカ西部に移住し、ジョンは1871年にようやく妻と息子を
アメリカに呼び寄せる。
だが、駅での再会の喜びもつかの間、親子3人は帰りの駅馬車でならず者と
同乗することになり・・・。
デンマークの監督・主演者が撮ると、西部劇はこうなるんだと。
一言で言うとクールな映画。
ハリウッドの従来の西部劇とは、ひと味違います。
身体の中は、熱く火傷しそうな程なのに、外見は冷たさが漂うクールさ。
悪党は、悪党らしく、あくまでも悪党。
小市民や裏切り者もおり、主人公は愛する者の為に、復讐をめざす。
あと、映像がため息つくほど綺麗。
銃で空いた穴から差し込む光がなんともかっこいい。
北欧のマッツ・ミケルセン主演ゆえに、クールさ満開。
久しぶりにエンドクレジットで、余韻に浸りたい映画でした。
by fyamasan
| 2015-09-12 01:51
| 映画