Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

ヒーローインタビュー~阪神、優勝へ

毎年、ここぞの試合で負けてしまい、もう10年も優勝がない、タイガース。

クライマックスで機会があるかもしれませんが、「やはり優勝して、なんぼや!」
の話しやと思います。

なんとか、ヤクルト、巨人を叩いて、10年ぶりの優勝を見たいもんですね。


c0033213_212470.jpg


野球ファン、阪神ファンの僕には、なんともたまらない一冊となりました。
作者の坂井さんは、野球のこと全く知らなかったそうですが、
「野球の小説ではなく、人間ドラマなら書きます」と言ったそうです。

高校野球でもそうですが、高校通算何十本のホームランを打ったとか、
10年に一人の逸材とか、言われてプロに入るも、泣かず飛ばずで、
いつの間にかユニフォームを脱いでいた選手が多いです。


この小説の主役の仁藤全もそんな一人です。
タイトルのような活躍をして、ヒーローインタビューを受けたこともない。
しかし、彼に関係する人々を取材することで、その人たちにとっては、仁藤は
明らかにヒーローだったことが分かるんですね。

コテコテな大阪弁が心地よく、クスクス笑いの中に、人情物もあり、笑いながら
いつしか、すうっと涙が流れていた、そんな小説でした。

ラストに向けて、仁藤のある試合に、焦点が合わさっていくのですが、
阪神の桧山の最後の打席がホームランだったように、
「やはり野球の神様はおるんやな」と
めちゃ嬉しくなる。

阪神ファンとしても野球ファンとして、熱くなるええ締めくくりなんですよ。


また、本の中で、おそらくあの選手の事やろなあと思う選手が出てきます。
素行や評判の悪さは、考えると、高校の頃から、チヤホヤされたら、勘違いして
しまうわなあと。才能を浪費してしまったんやなあと。

野球を通して、人間の表も裏も描かれており、確かに人間ドラマ。

野球好きには、「ちょっと反則やで~」と思いながら、「ええ本、おおきに」と、
頭が下がります。

読書の秋にはぴったりかな?
[PR]
by fyamasan | 2015-09-12 02:02 | 読書 | Comments(0)