黄金のアデーレ~名画の帰還~ガッツなお婆ちゃん
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あらすじ・

アメリカ在住の82歳のマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、グスタフ・クリムトが描いた
伯母の肖像画で第2次世界大戦中ナチスに奪われた名画が、オーストリアにあることを知る。
彼女は新米弁護士ランディ(ライアン・レイノルズ)の助けを借り、オーストリア政府に
絵画の返還を求めて訴訟を起こす。
法廷闘争の一方、マリアは自身の半生を振り返り……。




今年は戦後70年ということで、色々な戦争を扱った映画が公開されています。

この映画もそうなりますね。
ただ、戦争を全面に押し出すのではなく、翻弄された一枚の絵から、
ナチスから派生した悪を描いています。


亡くなった姉が残した一枚の手紙が、妹の運命を大きく変えていく。

懐かしき故郷を思い出させる、クリムトの絵画「黄金の女」。
しかし、それはナチスからの迫害を受け、両親を残して亡命したという、
悔恨を思い出させる絵でもあった。

その狭間で揺れながら、ヘレン・ミレン演じる主人公は、祖母と孫ほど離れた弁護士と、
時に喧嘩をしながら、なんとか絵画を取り戻そうと奮闘。

絵画を巡る話しの中に、人間の悪を描く(ナチスの残虐性だけでなく、
それに感化された、時代を上手く乗り切ろうと、したたかな怖さをもつ人々も)
社会派の映画でありながら、歴史ものでもあり、エンターとしても成立している。

映画の力を大いに感た映画でした。

なかなか見応えある映画です。

ヘレン・ミレンが時には弱音を吐きますが、前に向かって進む、
やんちゃなお婆ちゃんを、素敵に演じてます。

地味な映画ではありますが、見て損はない映画。

こういう映画こそ、ヒットして欲しい。
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by fyamasan | 2015-12-09 22:28 | 映画 | Comments(0)

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