Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

隠し剣 鬼の爪~またまた藤沢周平

前回は「蝉しぐれ」でしたが、今回は
「隠し剣 鬼の爪」をご紹介します。
監督は山田洋次。
「たそがれ清兵衛」に続く
時代劇第2弾となります。

c0033213_23564334.jpg


舞台はお馴染みの海坂藩。
時代は江戸は幕末。
江戸から遠く離れたこの田舎な藩でも、
西洋化の波が押し寄せています。


下級武士の片桐宗蔵(永瀬正敏)は、
妹が友人先に嫁ぎ、奉公していたきえ
(松たか子)も商家に嫁ぎ、母を
亡くしてからは(父はすでに他界)、
仕事を単調にこなしつつ、寂しい
暮らしをしていた。

そんな彼にとっても2つの大きな事件が
起こる。
1つは、友人で江戸へ出向いていた
弥一郎(小沢征悦)が、謀反の罪で
郷里に戻されてきた。

もう1つは、嫁いでいたきえが、体調を
壊して寝込んでいると聞き、見舞いに行くと、
嫁ぎ先でひどい目にあっていた。
我慢出来ない宗蔵は、強引にきえを家に
連れ戻した。

c0033213_0161640.jpg


寂しい男暮らしに、昔のようにきえが
テキパキと家事などをこなし、宗蔵は
久しぶりに、幸せな時間を過ごす。
しかし、奉公人を連れ戻し、二人で何やら
していると、噂が立ち、みかねた友人が宗蔵に、
きえを実家に戻すように言う。
泣く泣く、きえを実家に戻し、また寂しい暮らしが
始まろうとしていた時、弥一郎が脱獄し、
農家に立て籠もっているという話を聞いた。

弥一郎は当藩随一の剣の使い手で、
かって宗蔵と御前試合をした仲。
二人は剣術の良きライバルだった。
その腕を見込まれて、宗蔵に弥一郎を
討ち取る命が下る。

きえへの思いを込めた手紙を残して、
宗蔵は弥一郎が立てこもる農家へと、進んでいく。

この決闘の前に、宗蔵はかっての剣の師匠の戸田の
所へ行き、授かっていなかったある秘剣を伝授される。
この戸田を演じるのが、異色俳優?の田中泯。

c0033213_0504489.jpg

弥一郎の妻には、高島礼子。
何とも色っぽい人妻を演じています。

でも、一番は宗蔵を演じた永瀬正敏がピカイチ。
東北弁を流暢に話し、秘めた想いをきえに
気付かせないあたりの、微妙な感情の
表し方はさすがですね。
これからも時代劇で色々な役柄を演じて
欲しいですね。

先ほど、西洋化の波と書きましたが、
江戸から派遣された砲術の先生が、田舎侍に
懸命に教えるシーンには、クスリと笑うシーンが
満載で、何とも穏やかな気持ちにさせてれます。

さて、このタイトルにもある「隠し剣」というものは、
どんなもの何でしょうね?
それと、授かった秘剣とは?
宗蔵ときえの恋の行方も気になるところ。


情報として、「たそがれ~」や「隠し剣~」を見て、
この地へ行きたい~と思う人ように、
ガイド本が出ています。こちら↓
c0033213_0442689.jpg


「庄内 ロケ地映画ガイドマップ」となっています。
僕は「蝉しぐれ」を見て、この地方をますます
旅したくなりました。
[PR]
Commented by iiyan at 2005-10-20 19:46 x
高島礼子は良かったですね。映画もかなり良かったです。蝉しぐれも良さそうですね。
Commented by fyamasan at 2005-10-21 01:11
>iiyanさんへ

高島礼子は和服が似合いますよね。妖艶な感じがします。
「蝉しぐれ」は子役にやられましたね。必見です。
by fyamasan | 2005-10-20 00:57 | 時代劇 | Comments(2)