インファナル・アフェア~こちらも完結!
2005年 11月 23日
今年、「スターウォーズ」の完結編を
待ち望んでいた人も多いが、この映画
の完結編を待ち望んでいた人も多いはず。
「インファナル・アフェア」。
「男たちの挽歌」から早15年。
香港ルノワールの傑作が誕生!
ただいま、DVD-BOXで絶賛発売中です!
まずはパートIから
時は1991年。舞台は香港。
マフィア組員のラウ(アンディ・ラウ)は、
ボスからの命令で警察学校へ入学。
そして、晴れて警察の一員となり、
潜入者として、内部情報をマフィアに
流していた。
ラウと同期のヤン(トニー・レオン)は
成績優秀にも関わらず卒業まじかで退学。
実は幹部からの命令で、マフィアに
潜入捜査官として、派遣されたのだった。
ここから10年。
二人はそのぞれの組織で、頭角を現し、
幹部にまで上がっていった。
しかし、警察もマフィアも、お互いが情報が
どこからか漏れている事に気付いて、
「イヌ(スパイ)がいる」と、警察はラウに、
マフィアはヤンに誰が潜入者か調べるように、
指示。調べを進めるうちに、二人はお互いの
存在に気付き始めた。
そして、。
パートII(無間序曲)は、過去の話へ遡る。
なぜ、ラウはマフィアへ。
なぜ、ヤンは警察学校へ。
マフィアのボスの過去も、警察の上司の過去も
分かり、パートIの現状が理解できてくる。
若き日のラウをエディソン・チャン。
若き日のヤンをショーン・ユーが演じている。
エディソン・チャンは「同じ月を見ている」で
窪塚と共演している。
そして、完結のパートIIIへ
物語はパートIのラストの約半年前から
始まる。
マフィアからの潜入者ながら、正義を貫きたいと
願うラウ。自分の正体がバレルのを恐れて、
同じ潜入者を消していく。
(マフィアのボスはラウと同じように8人ほど、
警察に忍ばせていた)
警察の一員ながら、命に従って潜入捜査官を
続けるヤン。しかし、もう疲れていた。
早く元も立場に戻してくれと、上司に頼むが、
その上司が殉職してしまう。
それは自分が潜入捜査官だと誰も証明出来なくなる
事でもあった。
(潜入捜査官の話は極秘扱いで、一部の者しか
知っていない)
そして、ヤンの正体を知ったラウは、警察の
ファイルからついに、ヤンの情報を削除してしまう。
警察だから正義を貫くのか?マフィアだから
悪事を働くのか?
誰の心にも良心と迷いがあるように、完全な
人間などいない。
ラウのように、正義を行いたいマフィアと
不正や癒着を行う警察など、
本来とは矛盾した存在になっていく。
彼らの行き着く先はどこなのか?
それぞれ二人に安らぎを与えるのは
女性たち。
ラウはボスの妻マリーを愛するようになる。
ヤンはカウンセラーのリー(ケリー・チャン)
と愛し合うようになる。
でも、愛でも二人を救う事は出来なかった。
パートIからIIIを通して、久しぶりに骨太な
男たちの生き様を見た気がする。
アンディ・ラウとトニーレオンの火花散る
演技合戦は見物。
男が見て惚れ惚れとする「男っぷり」に、
思わず目頭が熱くなる。
この映画、世界のスコセッシも惚れこみ、
リメイク件を買い取った。
レオ様、マット・ディモンの共演でハリウッドで
映画化される。
どんな味付けになるのか、今から楽しみ!
待ち望んでいた人も多いが、この映画
の完結編を待ち望んでいた人も多いはず。
「インファナル・アフェア」。
「男たちの挽歌」から早15年。
香港ルノワールの傑作が誕生!
ただいま、DVD-BOXで絶賛発売中です!
まずはパートIから
時は1991年。舞台は香港。
マフィア組員のラウ(アンディ・ラウ)は、
ボスからの命令で警察学校へ入学。
そして、晴れて警察の一員となり、
潜入者として、内部情報をマフィアに
流していた。
ラウと同期のヤン(トニー・レオン)は
成績優秀にも関わらず卒業まじかで退学。
実は幹部からの命令で、マフィアに
潜入捜査官として、派遣されたのだった。
ここから10年。
二人はそのぞれの組織で、頭角を現し、
幹部にまで上がっていった。
しかし、警察もマフィアも、お互いが情報が
どこからか漏れている事に気付いて、
「イヌ(スパイ)がいる」と、警察はラウに、
マフィアはヤンに誰が潜入者か調べるように、
指示。調べを進めるうちに、二人はお互いの
存在に気付き始めた。
そして、。
パートII(無間序曲)は、過去の話へ遡る。
なぜ、ラウはマフィアへ。
なぜ、ヤンは警察学校へ。
マフィアのボスの過去も、警察の上司の過去も
分かり、パートIの現状が理解できてくる。
若き日のラウをエディソン・チャン。
若き日のヤンをショーン・ユーが演じている。
エディソン・チャンは「同じ月を見ている」で
窪塚と共演している。
そして、完結のパートIIIへ
物語はパートIのラストの約半年前から
始まる。
マフィアからの潜入者ながら、正義を貫きたいと
願うラウ。自分の正体がバレルのを恐れて、
同じ潜入者を消していく。
(マフィアのボスはラウと同じように8人ほど、
警察に忍ばせていた)
警察の一員ながら、命に従って潜入捜査官を
続けるヤン。しかし、もう疲れていた。
早く元も立場に戻してくれと、上司に頼むが、
その上司が殉職してしまう。
それは自分が潜入捜査官だと誰も証明出来なくなる
事でもあった。
(潜入捜査官の話は極秘扱いで、一部の者しか
知っていない)
そして、ヤンの正体を知ったラウは、警察の
ファイルからついに、ヤンの情報を削除してしまう。
警察だから正義を貫くのか?マフィアだから
悪事を働くのか?
誰の心にも良心と迷いがあるように、完全な
人間などいない。
ラウのように、正義を行いたいマフィアと
不正や癒着を行う警察など、
本来とは矛盾した存在になっていく。
彼らの行き着く先はどこなのか?
それぞれ二人に安らぎを与えるのは
女性たち。
ラウはボスの妻マリーを愛するようになる。
ヤンはカウンセラーのリー(ケリー・チャン)
と愛し合うようになる。
でも、愛でも二人を救う事は出来なかった。
パートIからIIIを通して、久しぶりに骨太な
男たちの生き様を見た気がする。
アンディ・ラウとトニーレオンの火花散る
演技合戦は見物。
男が見て惚れ惚れとする「男っぷり」に、
思わず目頭が熱くなる。
この映画、世界のスコセッシも惚れこみ、
リメイク件を買い取った。
レオ様、マット・ディモンの共演でハリウッドで
映画化される。
どんな味付けになるのか、今から楽しみ!
by fyamasan
| 2005-11-23 04:33
| 映画