Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

同じ月を見ている

現在、コンビにて安価でこの映画の
原作漫画が出ています。
土田世紀原作、「仁義なき戦い」の深作欣司監督の
息子、健太がメガホンを取った
映画「同じ月を見ている」

c0033213_1551941.jpg

幼なじみの3人。
エミ、てっちゃん、ドンちゃん
どこに遊ぶにも一緒だった

心臓を患うエミ(黒木メイサ)に、てっちゃん
(窪塚洋介)は恋をして、医者になりエミの
病気を治そうと決意。

相手の考えている事がわかり、それを絵に
描ける不思議な才能を持つドンちゃん
(エディソン・チェン)

エミは寡黙でまっすぐな心を持つ、
ドンちゃんに惹かれていた。
トンちゃんは三人でいれば、それだけで幸せと思う、
そんな男の子だった。

この3人の友情が壊れる日がやってきた。
てっちゃんが原因の山火事で、エミの家は焼け、
エミの父親が亡くなった。

しかし、両親がおらず、いつも絵ばかり描く、
近所で不気味な存在のドンちゃんの
犯行だとされてしまう。
ドンちゃんはてっちゃんの犯行だと知りつつも、
身代わりに少年院に送られた。

そして、数年が経ち、てっちゃんは
医学生になり、エミと婚約も済ませていた。
そんな時、ドンちゃんが少年院から脱走した
との連絡が来る。
ドンちゃんは何のために脱走したのか?
復讐の為なのか、山火事の事実がばれるのを
恐れるてっちゃん。
エミの本当の気持ちを知っているから、
てっちゃんの心は揺れる。

c0033213_16253238.jpg

窪塚洋介の復帰第1作で、
原作が評判なので、かなり期待して
いきましたが、う^^~~ん。

何か描き方が薄すぎるような気がして、
漫画で得た感動がスクリーンからは
伝わってこなかった。

もうすぐ出所出来るのに、なぜ、どんちゃんは
脱走したのか?
そのあたりのエピソードも希薄だし、
山火事の事実がエミにばれるのを恐れる、
てっちゃんの苦悩する姿をもっと深く
描いて欲しかった。
そして一番はドンちゃんへの愛憎
入り混じった思い。
なぜ、ここまでこいつは人に対して
優しいのか?
成長しても子供の心でいるドンちゃんへの
嫉妬と畏怖の思いを
もっと表現して欲しかったですね。

どんな人でも嫌な自分という部分を
持っているはず。
しかし、ドンちゃんにはそれがない。
誰もがドンちゃんのようになりたいが、
それでは生きていけない。
それが分かるから、見ている者は
てっちゃんの気持ちが痛いほどよく分かる。

注目はドンちゃんが描く絵ですね。
相手の心が読めて、描けるドンちゃんの絵、
ぜひ、映画で見ていただきたい。
ラスト近くで大キャンバスに描く絵には、
見る人を惹きつける何かがあります。
ドンちゃんの混沌とした思いが伝わってきます。


c0033213_16375552.jpg

原作も7巻あるので、それを全部詰め
込むわけにもいかないので、カットするのは
当たり前ですが、脚本にもう少し気を配って
もらいたかったですね。
(なんかえらそうに書いてますが)


監督の健太さん、親父ゆずりのヤクザの
喧嘩シーンなど、描き方は迫力があって
良いですね。

ヤクザの金子を演じた山本太郎と
怪しい医者を演じた松尾スズキの
存在感はなかなかのもの。

c0033213_16501234.jpg


でも、一番はドンちゃんを演じたエディソン・チェン
でしょうか!
慣れない日本語ですが、ちょっとした仕草や表情、
セリフの言い回しに、役者としての
幅の広さを感じました。


痩せた窪塚洋介は見ていて痛々しかったし、
黒木メイサの演技もどうなんだろうと、
感じてしまいましたが。
かなり辛口になりましたね。
[PR]
Commented by ヵヮィィ☆ブログランキング at 2005-12-06 17:27 x
突然のコメント失礼します。
この度、新規にブログの検索&ランキングサイト立ち上げました。
ブログを拝見させていただき、内容もよく、大変よくできているブログであると感じました。
このブログを【bitz】の「エンタメ」カテゴリにも登録して、
もっと多くの人に読んでもらいませんか?
上位のブログにはトップページから直接リンクされるので、
多くのアクセスとSEO効果が期待できます。
宜しくお願い致します。

ヵヮィィ☆ブログランキング【bitz】
http://bitz.tv/brank

参加をお待ちしています☆
by fyamasan | 2005-12-06 17:03 | 邦画 | Comments(1)