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メジャー監督、デビューを目指して!

SAYURI~ゲイシャ・ブーム?

今、聞くところによると(千歳香奈子さんによると)、
アメリカのファッション・コスメ業界では、
空前のゲイシャ・ブームが巻き起こってるらしいです。
バナナリパブリックでは、「ゲイシャキャンペーン」を
展開中で、美容メーカーのFreshは香水や、白粉、
洗顔料やローション、入浴剤など「ゲイシャ・コレクション」を
発売しております。

これもこれも、一つの映画の影響と考えると、映画が持つ
力は凄いものだと、改めて感じてしまう。
映画「SAYURI}

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舞台は京都。
戦時中の話も出てくるので、
おそらく1930年~40年代
あたり。

お金と引き換えに売られて
しまった田舎の二人姉妹、
佐津と千代(大後 寿々花)。
佐津は女郎部屋、千代は
置屋に。
千代は、置屋の女将
(桃井かおり)の元で、
働き始めますが、意地悪な
花形ゲイシャの初桃


(コン・リー)に苛められたり、母や姉恋しさから、
ここを抜け出したい、そして先の見えない生活にうんざりしていた。

そんなある日、橋のたもとで一人の紳士、会長(渡辺謙)
から声をかけられる。
「こんな美しい日に、そんな悲しい顔は似合わないよ」、
「けっしてべそをかいてはいけないよ」と。
ゲイシャを連れた会長の言葉が千代の運命を変えていく。
ゲイシャになれば、この人ともう一度会えるかもしれない。
今と違う世界で生きられるかもしれない。
この時から、千代はゲイシャへと歩み始めていく。
そして、伝説のゲイシャ=さゆりの誕生の瞬間でもあった。

何で、日本が舞台で芸者の話なのに、日本人が主役じゃないのか?
また変な日本を、日本人を描いているの?と見る前は
かなり不安でしたが、映画が始まると、すんなりと
この世界に引き込まれていきました。

京都の花街の描写や物語のテンポ、そして役者たちの演技といい、
これは間違いなくハリウッド映画なんだと思わせる。
ミシェル・ヨー、コン・リー、チャン・ツィイーの3大中国女優の
演技は素晴らしくて、世界で仕事をする女優の格というものを
見せられた気がした。見事に、ゲイシャを演じてますね。
かくいう日本人も負けていない、女将を演じた桃井かおりの
存在感は飛びぬけていたし、「渡辺謙に負けてたまるか」と、
役所広司の役者魂も感じられた。
さゆりとなる前の千代を演じた大後 寿々花(おおご すずか)
ちゃんも有名女優相手に堂々の演技を見せる。
将来が楽しみですね。

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映画を見て思ったのは、これは男性から見たゲイシャの話で、
女性から見ると、どのように写っているのだろうか?
また、「ラストサムライ」を見た外国人はサムライに憧れたと
思うが、この映画を見て、ゲイシャに憧れる外国人女性は
出てくるのかな?と思わざるを得ない。

この映画でも語られるように、「芸者は感情を持ってはいけない。
いかにいい旦那を見つけ、その人の庇護の下で暮らすかが、
芸者の幸せ。誰かを好きになったり、自立しようなどと思わぬこと」

現在の芸者さんがとのような存在かは分かりませんが、
この映画を見た外国人よりも、日本人の方が、「芸者」に
ついて興味を持つのでは?
「芸者」、「舞妓」、「花魁」、「半玉」など、これらの言葉を
皆さんは、外国人に説明出来ますか?
日本の事を、逆に外国人から教えてもらっているような、
そんな感じもしました。

音楽はスピルバーグ映画では常連のジョン・ウィリアムスと
ヨーヨー・マの見事なコラボレーション。
う~~ん、美しいです。

この冬は、女性の方は、SAYURIに負けじとゲイシャものを
見に付けてみては如何でしょうかね?
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Commented by toe at 2006-01-01 17:11 x
こんにちは。

コメントありがとうございました。
確かに主要キャストに日本人がいないのは、残念ですが、キャスティングされた中国人女優の皆さまの演技もかなり楽しめて良かったです。
しかし、コン・リーと対面して負けない桃井かおりには、すごいですね。
今後も、がんばって欲しいですね。
Commented by はっち at 2006-01-09 11:47 x
お邪魔します~♪

寿々花ちゃんとチャン・ツィイーがムッチャ良かったです。あの二人、顔がムッチャ似てますね!?千代が成長してさゆりになるの、全然違和感なかったです。

言葉の違和感は否定できませんが、まあまあ楽しめたと思います~♪
Commented by fyamasan at 2006-01-09 21:09
>はっちさんへ

コメント有難うございました。
京都は雪で大変でしょうね、頑張って映画を見てブログで
語り合いましょう!
「SAYURI」の舞台も京都にお住まいなら、かなり分かったのでは?
僕はもう一度といわず、何回か見たいですね。
TBさせてもらいました。
by fyamasan | 2005-12-17 06:00 | 映画 | Comments(3)