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メジャー監督、デビューを目指して!

マサイ~この旅で、少年は戦士になる

日本海側では記録的な大雪に見舞われているが、
アフリカではこちらも大規模な干ばつが続いており、
自然の気候とは、人間の思う通りにいかないものだと
あらためて気づかせてくれる。
そんな干ばつが続くアフリカ大陸から、新鮮で
物凄い面白い映画がやってきた。
映画「マサイ」

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マサイとは名前の通りに、アフリカのケニア南部に住む
マサイ族のこと。
マサイ族の村で、干ばつが続いている為に、長老は
雨をを降らせる術として、伝説の獅子ヴィチュアを狩り、
そのたてがみを神に捧げることを考え、それを実行しうる
9人の若者を選んだ。
兄をライオンに殺されたロモトゥーンを始め、まだまだ幼い顔立ちの
若者たち。村から出ることの無かった彼らに、この旅は未知との
遭遇であった。
この旅を通じて、真の勇気とは何かを若者に教えてくれる。

果たして、伝説の獅子はいるのか?
それを倒して、無事に雨を降らせる事が出来たのでしょうか?

この映画には多くのサプライズがあります。
ひとつには、宣伝文句にもありますが、実際のマサイ族が
出演しているということ。
マサイ族にとって、映画に出ることや演技するなんてことは、
全く頭にないはず。それを実行出来たのは、今作の監督&脚本を
務めたパスカル・プリッソンの労力。
なんと12年間もかけて、マサイ族と密接な関係を結び、マサイ族に
伝わる伝説を映画化にしました。
どうしても、本物のマサイ族で、マサイ族の映画を作りたい、
その監督の思いが、この映画を作らせたんだと思うと、
見ていて感慨深いものがあります。
ひとつの事をとことんやり遂げるー頭が下がります。

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そして、ケニアを中心としたアフリカの広大な自然の風景。
どこまでも続く地平線。
象やキリンが姿を見せる大地。
一度はこの目で見てみたい、この雄大な風景。

この風景をバックに、彫刻のような綺麗な体をしたマサイの
若者の姿が見える。
体脂肪率などめちゃめちゃ低いだろうなと、思わせる。
痩せてもいず、本当に均質がとれたというか、こんな体になりたいと
思ってしまうほど。ボディビルで鍛えた体とは違う天然の筋肉。
筋肉フェチの方も必見ですよ!

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映画を見て思うことは、こちらも宣伝文句にありましたが、
マサイ族版の「スタンド・バイ・ミー」にあたりますね。
日本で言えば、中学生か高校生にあたる彼ら。
「伝説の獅子を狩るぞ!」と、勇んで旅立ったのはいいが、
怪我や空腹や他の部族との戦いなどで、何度と無く諦めかけるが、
9人がお互いをかばい合い、子供だった彼らにも段々青年らしく
なってくるんですね。

ひとつ難儀だったのが、9人の顔と名前がなかなか一致しなかった
ことでしょうかね(^^)
「え~~と、この子は、誰々で、」という感じでしたね。
首飾りや耳にしているピアスのようなデカイ装飾物で区別は
しやすいかも。

さて、さて、12年もの月日をかけた監督の熱い思いをスクリーンから
感じてとって貰いたいです。
アフリカの大自然にぴったりな音楽も、印象に残ります。
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by fyamasan | 2006-01-11 04:07 | 映画 | Comments(0)