スタンド・アップ~早くも今年のベスト1?
2006年 01月 22日
細木数子さんによれば、大殺界にあたる時期なのか。
何をしても上手くいかない時がある。
たて続きに嫌な事が起こり、まったく思い通りに進まない。
そんな時は、ついつい何もかも投げ出したくなるが、
そんな時だからこそ、勇気を持って、現実問題に立ち向かおう!
きっと笑顔になれる日が来る。
映画「スタンド・アップ」
1990年初頭。アメリカはミネソタの
小さな炭鉱の町。
主人公、ジョージー・エイムズ
(シャーリーズ・セロン)は、暴力
夫から逃れて、二人の子供を
連れて故郷に戻ってきた。
だが、故郷では歓迎してくれる者も
少なく、実の父は嫌悪感いっぱいだ。
子供二人を養う為に、彼女は
最近女性を採用し始めた鉱山で
働くことになった。
しかし、これが彼女にとってさらなる災難が待ち受けて
いるとは、この時、知るよしもなかった。
アメリカでセクシャル・ハラスメントが認められるきっかけと
なった裁判を起こした、女性主人公の話。
今では「セクハラ」とかなり軽くに思えがちなこの言葉ですが、
世間で認められるには、こんな経緯があったのだと、改めて
考えされられました。
男性が、女性労働者を辞めさせようと、露骨な性的嫌がらせを
する。これの描写がひどい。ここまでするのか?同じ男として
見ていて恥ずかしく、炭鉱や男の仕事と見られる仕事は、誇り
高い男がするものだという印象があるが、これは幻想に
違いないと思い知らされる。
よく、「女の腐った」とか表現がありますが、僕的には、
それは間違いで腐っているのは男の方で、「男の腐った」
という表現が正しいと、この映画を見てつくづく確信しました。
この映画を見て、僕の前からの疑問に納得がいきました。
(ちょっとネタばれも入ってます)
それは何かというと、「この胸いっぱいの愛を」をご覧になった
方は分かると思いますが、レイプされた女性が子供を産むのですが、
なぜ、そんな事をした男の子供を産むのか?
その事にかなり疑問を持っていました。
子供をおろす事はとても罪深いですが、日本では法律などで
禁じられていません。それなのに、なぜ?
アメリカでは禁じられており、裏で済ませたり、産んでから施設に
預けたりと、方法はありますが、この「スタンド・アップ」では、
ジョージーは産んで、育てる方を選びます。
何故か?彼女にしてもそんな男の子供は欲しくない、しかし、
お腹はどんどん大きくなってくる。
そして、お腹の中で動く赤ちゃんを感じた時、彼女は感動し
「この子は私の子だ、誰の子でもない、私の子だ」と。
この描き方を見て、そうなのか、だから子供を産むんだなと、
僕なりの納得が出来ました。
彼女はその子供にも精一杯の愛情を注ぎ、育てています。
逆に子供の方が、奔放な母にかなり不満があるのですが。
息子とは喧嘩が絶えない、
父とも不仲。職場では、
耐え難いほどの嫌がらせ。
本当に、「人生の大殺界」に
いるジョージー。
くじけそうな彼女の必死の頑張りに、見ている者も精一杯の応援をして
いるうちに、逆に彼女から物凄いパワーを貰っていることに気づく。
「モンスター」のような体重を増やして特殊メイクもしていない、
シャーリーズ・セロンの体当りの演技は、二度目のオスカーも
期待出来ます。
実際はこんな綺麗な女性なんですよね。
「七転び、八起き」
先人たちは教えてくれる。
さあ、皆さんも(僕も含めて)、困難にも腐らずに、
ジョージーのように、立ち上がって行こうではありませんか!
何をしても上手くいかない時がある。
たて続きに嫌な事が起こり、まったく思い通りに進まない。
そんな時は、ついつい何もかも投げ出したくなるが、
そんな時だからこそ、勇気を持って、現実問題に立ち向かおう!
きっと笑顔になれる日が来る。
映画「スタンド・アップ」
1990年初頭。アメリカはミネソタの
小さな炭鉱の町。
主人公、ジョージー・エイムズ
(シャーリーズ・セロン)は、暴力
夫から逃れて、二人の子供を
連れて故郷に戻ってきた。
だが、故郷では歓迎してくれる者も
少なく、実の父は嫌悪感いっぱいだ。
子供二人を養う為に、彼女は
最近女性を採用し始めた鉱山で
働くことになった。
しかし、これが彼女にとってさらなる災難が待ち受けて
いるとは、この時、知るよしもなかった。
アメリカでセクシャル・ハラスメントが認められるきっかけと
なった裁判を起こした、女性主人公の話。
今では「セクハラ」とかなり軽くに思えがちなこの言葉ですが、
世間で認められるには、こんな経緯があったのだと、改めて
考えされられました。
男性が、女性労働者を辞めさせようと、露骨な性的嫌がらせを
する。これの描写がひどい。ここまでするのか?同じ男として
見ていて恥ずかしく、炭鉱や男の仕事と見られる仕事は、誇り
高い男がするものだという印象があるが、これは幻想に
違いないと思い知らされる。
よく、「女の腐った」とか表現がありますが、僕的には、
それは間違いで腐っているのは男の方で、「男の腐った」
という表現が正しいと、この映画を見てつくづく確信しました。
この映画を見て、僕の前からの疑問に納得がいきました。
(ちょっとネタばれも入ってます)
それは何かというと、「この胸いっぱいの愛を」をご覧になった
方は分かると思いますが、レイプされた女性が子供を産むのですが、
なぜ、そんな事をした男の子供を産むのか?
その事にかなり疑問を持っていました。
子供をおろす事はとても罪深いですが、日本では法律などで
禁じられていません。それなのに、なぜ?
アメリカでは禁じられており、裏で済ませたり、産んでから施設に
預けたりと、方法はありますが、この「スタンド・アップ」では、
ジョージーは産んで、育てる方を選びます。
何故か?彼女にしてもそんな男の子供は欲しくない、しかし、
お腹はどんどん大きくなってくる。
そして、お腹の中で動く赤ちゃんを感じた時、彼女は感動し
「この子は私の子だ、誰の子でもない、私の子だ」と。
この描き方を見て、そうなのか、だから子供を産むんだなと、
僕なりの納得が出来ました。
彼女はその子供にも精一杯の愛情を注ぎ、育てています。
逆に子供の方が、奔放な母にかなり不満があるのですが。
息子とは喧嘩が絶えない、
父とも不仲。職場では、
耐え難いほどの嫌がらせ。
本当に、「人生の大殺界」に
いるジョージー。
くじけそうな彼女の必死の頑張りに、見ている者も精一杯の応援をして
いるうちに、逆に彼女から物凄いパワーを貰っていることに気づく。
「モンスター」のような体重を増やして特殊メイクもしていない、
シャーリーズ・セロンの体当りの演技は、二度目のオスカーも
期待出来ます。
実際はこんな綺麗な女性なんですよね。
「七転び、八起き」
先人たちは教えてくれる。
さあ、皆さんも(僕も含めて)、困難にも腐らずに、
ジョージーのように、立ち上がって行こうではありませんか!
by fyamasan
| 2006-01-22 03:07
| 映画