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メジャー監督、デビューを目指して!

美しき野獣~野獣は目覚めたのかな?

完成披露試写会というものに、行ってきました。
(bobbyshiroさん、有難うございます)
マスコミや業界の人たち用ということで、
ちょっとは業界人になったような気になりました。
26日、東京でプレミア試写会もあり、韓流スターの
中で、今、一番注目を浴びている、クォン・サンウ主演、
「美しき野獣」

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口より先に手がでる、暴れん坊の刑事、チャン・ドヨン(クォン・サンウ)。
かたや冷血漢という言い方がぴったりな凄腕検事のオ・ジヌ(ユ・ジテ)。

チャンは弟殺しの犯人を、オ検事はドガン組の大物、
ユ・ガンジン(ソン・ビョンホ)を何とか逮捕したいと考えていた。

別々の事件として犯人を追っていた二人だが、チャンの弟殺しも、
ユ・ガンジンの仕業と分かり、チャンとオ検事は協力して捜査を進める。

大都市ソウルを舞台に大迫力のアクションシーンも満載で、骨太な
韓国映画だと聞いて楽しみにしていました。

ただ、映画の感想を言えば、「どうなんだろう?」と。

タイトルの「美しき野獣」の野獣とは、誰の体にも
宿っている内なる野獣ですが、これが目覚めていないように
感じるのは、僕だけなのだろうか?

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アクションシーンもハリウッド映画の刑事アクション映画を、
見ている者にとっては目新しさがないし、予告編で流されてた
チャン刑事の涙の悲しさがどうも伝わってこない。

チャンの弟はチンピラで、母は入院中。
二人とも母に孝行したいのだが、なかなか出来ないでいる。
弟はある無謀な考えを実行しようとして、それが原因で殺される。
この家族の繋がりの描写が少ないので、弟が殺されて
半狂乱となって犯人を追うチャンの悲しみが、いまいち
胸に響いてこない。

チャンの設定も、犯人を平気でボコボコに殴るが、病気療養中の
母には頭が上がらないし優しく接する。
また、母を看病する女の子、カン・ジュヒ(オム・ジウォン)への密かな
恋心を打ち明ける事が出来ない、かなりシャイな男というもので、
いまどきこんな設定はないだろう?と。
高倉健のように、「不器用な男」を何十年続けている分には納得いくが、
クォン・サンウのファンの為の役設定のように思えてきてしまう。

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ユ・ジテ演じるオ検事の描き方も型どおりだし、もう少し内面まで
描いて欲しかったと思います。
(「オールド・ボーイ」もそうですが、冷静に物事を進める
役柄はユ・ジテはピカイチですね)
その中で、ユ・ガンジンを演じたソン・ビョンホの存在感は
大きかったです。
本物の「悪(ワル)」とはこんな男を言うんだろうなと、感じましたね。
お見事です。
監督はこれが劇場デビューとなるキム・ソンス。
散々文句言いましたが、次作を期待してますよ!
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Commented by AnneMarie at 2006-10-10 09:19 x
はじめまして、アンマリーといいます。よろしくお願いします。
私もソン・ビョンホの存在感にビックリしました。ちびっ子なのにあの迫力。
クォン・サンウは、おしゃらけた役の方が向いているかなって思いました。
またおじゃまさせていただきますね☆
Commented by fyamasan at 2006-10-11 01:16
>AnneMarieさんへ

コメント有難うございます。
男として、どうもカッコつけすぎな感じがして、この映画の
クォン・サンウはどうも好きになれないんです。
「恋する神父」のコミカルな役がとても良かった印象があるので、
コミカル路線を期待してます。
ソン・ビョンホは良かったですよね。
あの存在を出すパワーは只者じゃないですね。

また、宜しくお願いします。
by fyamasan | 2006-01-26 02:23 | 韓国映画 | Comments(2)