僕が9歳だったころ~韓国版「Always」?
2006年 03月 02日
9歳だったころ、皆さんはどんな子供だったでしょうか?
ちょうど、小学校の3,4年生あたりかな。
学校で好きな子が出来たり、給食の内容に喜んだり
がっかりしたり、運動会や遠足も楽しい思い出でしょうか?
素直に本当に素直にあの頃の自分を思い出しました。
あの頃の友達は今はどこにいるのかな?
1970年代の韓国は小さな田舎町。
まだ下水道や発達しておらず、トイレも汲み取り式。
家もバラック小屋みたい。
モノは無かったが、心の豊かさ、近所付き合いの
情が溢れる時代。
物語は、小学校3年生のヨミンのいるクラスにソウル
から転校生のウリムという女の子がやってくる所から始まります。
自称、アメリカ帰りのウリム。田舎の学校では見たこともない服を着たり、
持っている物も、お洒落なものばかり。
男の子は密かに憧れ、女の子は嫉妬や羨望の入り混じった気持ちで
彼女と接していく。
このウリムの出現で、このクラスで一騒動が起きるのです。
物語はヨミンを中心に回るのですが、出てくる子供達の表情が
本当に素晴らしい!
本当に演技してるのか?と思うくらい自然に演じているんですね。
聞けば、撮影中、監督は子供達と体育館などに一緒に泊まり、
親交を深めた結果、このような子供達の自然な表情が撮れたとの事。
主人公のヨミンは、子供ながら本当に情のあるいい奴なんですよ。
片目を怪我している母親の為に、サングラスを買おうと密かに
アルバイトしたり、母子家庭の同級生の為に、弁当を半分わけて
あげたりと優しい面もあれば、喧嘩も上級生に勝つくらい強い、
真のガキ大将なんです。
また、このヨミンの仲良しの女の子は、ヨミンがウリムと仲良くするのが
気に入らず、何かとウリムに突っかかったり、ウリムも嘘とわがままの
多い女の子だったりと、誰にでも見覚えのある、「こんな奴おった、おった」
という子供達がたくさん出てきます。
ウサギ小屋や遠足やラブレターなど、懐かしいエピソードがいっぱいです。
この映画を見ていると、「Always~3丁目の夕日」を思い出しました。
韓国でいえば、ソウルオリンピックが1988年なので、オリンピックへ
向けて、どんどん開発が進む少し前ぐらいの時代なので、
東京オリンピックへと向かう日本の時代と合いますね。
現代人が失ってしまったものが多すぎて、「Always」では懐かしさより、
寂しさの方が僕は強く感じたのですが、この映画を見た韓国の人は
どんな思いで見ているのか、気になりました。
今まで子供が出てくる、子供時代の中心の映画をたくさん見てきましたが、
こんなにも素直に感動出来て、素直に喜べたのは、
この映画が初めてかな。
皆さんもスクリーンに9歳の頃の自分を探しに行きませんか?
ちょうど、小学校の3,4年生あたりかな。
学校で好きな子が出来たり、給食の内容に喜んだり
がっかりしたり、運動会や遠足も楽しい思い出でしょうか?
素直に本当に素直にあの頃の自分を思い出しました。
あの頃の友達は今はどこにいるのかな?
1970年代の韓国は小さな田舎町。
まだ下水道や発達しておらず、トイレも汲み取り式。
家もバラック小屋みたい。
モノは無かったが、心の豊かさ、近所付き合いの
情が溢れる時代。
物語は、小学校3年生のヨミンのいるクラスにソウル
から転校生のウリムという女の子がやってくる所から始まります。
自称、アメリカ帰りのウリム。田舎の学校では見たこともない服を着たり、
持っている物も、お洒落なものばかり。
男の子は密かに憧れ、女の子は嫉妬や羨望の入り混じった気持ちで
彼女と接していく。
このウリムの出現で、このクラスで一騒動が起きるのです。
物語はヨミンを中心に回るのですが、出てくる子供達の表情が
本当に素晴らしい!
本当に演技してるのか?と思うくらい自然に演じているんですね。
聞けば、撮影中、監督は子供達と体育館などに一緒に泊まり、
親交を深めた結果、このような子供達の自然な表情が撮れたとの事。
主人公のヨミンは、子供ながら本当に情のあるいい奴なんですよ。
片目を怪我している母親の為に、サングラスを買おうと密かに
アルバイトしたり、母子家庭の同級生の為に、弁当を半分わけて
あげたりと優しい面もあれば、喧嘩も上級生に勝つくらい強い、
真のガキ大将なんです。
また、このヨミンの仲良しの女の子は、ヨミンがウリムと仲良くするのが
気に入らず、何かとウリムに突っかかったり、ウリムも嘘とわがままの
多い女の子だったりと、誰にでも見覚えのある、「こんな奴おった、おった」
という子供達がたくさん出てきます。
ウサギ小屋や遠足やラブレターなど、懐かしいエピソードがいっぱいです。
この映画を見ていると、「Always~3丁目の夕日」を思い出しました。
韓国でいえば、ソウルオリンピックが1988年なので、オリンピックへ
向けて、どんどん開発が進む少し前ぐらいの時代なので、
東京オリンピックへと向かう日本の時代と合いますね。
現代人が失ってしまったものが多すぎて、「Always」では懐かしさより、
寂しさの方が僕は強く感じたのですが、この映画を見た韓国の人は
どんな思いで見ているのか、気になりました。
今まで子供が出てくる、子供時代の中心の映画をたくさん見てきましたが、
こんなにも素直に感動出来て、素直に喜べたのは、
この映画が初めてかな。
皆さんもスクリーンに9歳の頃の自分を探しに行きませんか?
by fyamasan
| 2006-03-02 02:46
| 韓国映画