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メジャー監督、デビューを目指して!

県庁の星~改革とは何ぞや?

今年9月の人気?いや任期満了に伴い
小泉内閣は退陣になると思われますが、
首相に就任してから、「改革」という字が
消えた日はないのでは?
真の改革とは何ぞや?
そんな思いにズバッと答えを出してくれる、
映画が「県庁の星」であります。

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ある県庁のキャリア公務員の野村聡
(織田裕二)は、出世欲が強くかなりの
上昇志向の持ち主。
県が進める大型プロジェクト推進の立役者
であり、大手建設会社の社長令嬢と
結婚すれば、将来の地位も見えてくる。
順風満帆な人生へ進んでいると思いきや、
意外な落とし穴が待っていた。

県庁と民間の人事交流研修のメンバーに
選出され、彼は3流スーパーに派遣された。
半年の辛抱と割り切って頑張っていたのだが、
他人の事より自分が大事、自分の未来が
大事な彼とスーパーの店員と、上手くいく
はずがなく、彼はトラブルを起こすばかり。
しかも、大型プロジェクトも彼抜きで進み
だすし、社長令嬢からも婚約破棄の話
をされる。

「何でこんな目に合うの?」、将来の希望も
消えた彼には、誇りだった「県庁」バッチ
だけが残っていた。
こんな彼に声をかけてくれたのは、
スーパーでいつも意見の衝突を繰り返していた、
彼の教育係の二宮あき(柴咲コウ)。
ずさんな管理で経営危機に陥ったスーパー
には、彼の力が必要だった。
野村はこれまでの自分の人生を振り返り、
何が足りなかったのか?
そして、自分には何が出来るのだろうか?
を考え、組織を変えること、
改革とはどういうものか、
自身で気づいていく。

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これもよくある、ありがちな話であります。
パターンも分かっていて、こうなるだろうと
予想もつきますが、
何か大きな暖かいものが心に伝わってきます。

ラスト近くで、野村が自身の体験からこういいます。
改革とは、組織や制度を変えること
ではありません。人の気持ちを変えること、
それが改革なんです

社会に出て、組織の長なり、人を動かす仕事を
した(している)人には、
かなり耳の痛い言葉ではないでしょうか?

また、野村の好きな言葉に
こういうのもありました。
「目先の問題から逃げている人は、
人生のどんな問題からも逃げる人だ」
これもまたズシリときた。
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「改革」と書くと何か大きな難しいものの
ように感じますが、なんてことない、
誰にでもその気があれば
出来ることなんですよね。

自分をまず変えること、新たな一歩踏み出すこと。
それが周りに伝わり、やがて大きな力になる。

躊躇する自分の背中を
押してもらったような気がしました。

思えば、我が大阪府、大阪市も赤字財政で
「県庁の星」のような将来経営破たんが
確実視されるかなり危ない状態です。
映画の話として、対岸の火事のようには
思えませんでしたね。
大田知事や関市長は、この映画見たのかな?
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by fyamasan | 2006-03-03 05:01 | 邦画 | Comments(0)