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メジャー監督、デビューを目指して!

リトル・ランナー~奇跡は起きたのか?

名作「リトル・ダンサー」がミニシアター系ながら大ヒットを
したので、その2番煎じを狙ったのかな?
タイトルを見れば宣伝部の気持ちがよく分かります。
映画「リトル・ランナー」、ちなみに原題は「Saint Ralph」

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1950年代のカナダが舞台。
主人公のラルフ(アダム・ブッチャー)は、カトリックの学校に通う
14歳の少年。
父は戦死、母は入院中と寂しい限りの毎日だが、ラルフは
明るく元気に頑張っていた(学校ではなかなかの問題児)
この年頃の少年誰もがするような、お酒、たばこ、異性への興味と、
ラルフも同じで、特に男性なら「わかる、わかる」と共感出来そうな
エピソードがいっぱいですよ。

さて、ラルフのこころの支えだった入院中の母が意識不明に陥って
しまう。担当の医者は「君のお母さんは奇跡でも起きない限り、
昏睡から目覚めることはない」と告げられる。
失意の中、ある教師から「お前がボストンマラソンで優勝するような
事があれば、それは奇跡に近いなあ」と冗談まじりに言われた。
それを聞いたラルフは、「これだ、ボストンマラソンで優勝だ!」
この日から半年後に控えたボストンマラソンへ向けて、
ラルフの猛練習が始まった。

始めは周囲も相手にしなかったが、ラルフの本気モードにだんだん
動かされていく。元マラソン選手の先生もコーチになり、いよいよ
運命のボストンマラソンが始まった。
ラルフは本当に優勝して奇跡を起こして母を昏睡から目覚めさせる
事が出来るのでしょうか?

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「リトル・ダンサー」に比べると、かなりシンプルな話になっていますが、
素直に爽やかな感動を貰いました。
ラルフを演じたアダム・ブッチャーの演技がいいんでしょうね。
男性なら本当に共感出来ますし、感情移入しやすいのでは?
(プールネタは本当にありそうで、爆笑でした)
力トリックの私立学校ですが、「いまを生きる」ほど、先生・学校は
厳しくないし、このあたりの描写もユーモラスたっぷりで面白い。
特に校長先生が良い味出してます。こういう人、どこにもでいるよなあと
思わせてくれます。

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14歳の少年のひたむきさに周りが巻き込まれていく様子を見て、
「歓びを歌にのせて」でもそうでしたが、自分の壁、取り囲んで
いるものを打ち破る勇気があれば、人は本当に変わって
いけるんだなあと。
でもそれが難しいから、理由をつけて人はしたがらないのですが、
「素直に前向きに行こうよ!」とラルフに肩をたたかれた感じがしました。

複雑に何事も考えがちですが、単純に考えるのも大事ではないでしょうか!
目の前にある「小さな奇跡」から起こしていきませんか?
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by fyamasan | 2006-03-19 07:21 | 映画