トゥー・フォー・ザ・マネー~見て損は無し!
2006年 03月 21日
主演がアル・パチーノ、マシュー・マコノヒー、レネ・ルッソ。
なのに、何故か、大阪では場末?(失礼)の映画館の
天六映画館のみの上映。
B級扱いやな、そう期待はしないで見に行きましたが、
意外や意外、「これ、面白いやん!」
映画「トゥー・フォー・ザ・マネー」
原題は「Two for the money」です。
この映画も最近よく見る、
「Inspired by a true story」
というテロップが冒頭にあり、
「あ、また事実を元にした
映画かいな」と。
しかし、こんな世界の話は
聞いた事がないので、
のめり込んでしまう。
舞台となるアメリカは
もちろん日本でも当然の
ように禁止されている
スポーツの賭博。
しかし、そのスポーツ賭博に情報を売るのが、
アル・パチーノ扮するスポーツ情報会社を経営するウォルター。
その妻がレネ・ルッソ演じるトニー。
勝敗を知りたいお客に情報を流し、勝ったら手数料を貰う。
だからお客には何が何でも勝って貰いたい。そしてどんどん
投資金を増やして貰いたい。
そんな中、ウォルターに耳寄りな情報が届く。
予想確立80%を出す凄腕がいるという。
元大学のアメフトのスターだったが、怪我の為に諦め、今は予想屋を
している、ブランドン(マシュー・マコノヒー)。
早速彼をくどいて自分の会社に入れた。
ウォルターは彼をジョン・アンソニーという名前の予想屋として、
大々的に売り出した。
そして、彼の予想は常に80%の確立で当り、会社に大きな
利益をもたらす。
しかし、良い事はあまり長く続かない。
有頂天になっていたジョン・アンソニーの的中率は、あっという間に
下がり、破産するお客まで出てきた。
これは駄目だ、なんとかしないといけない。
あせるジョン・アンソニーだが、あせればあせるほと、当たらなくなる。
予想はずれが続く中、いよいよアメフトの大一番のスーパーボウルが
やってきた。
そしてウォルターは何とジョン・アンソニーの予想が外れたらお客の
賭け金を全て返すという、大胆な発言をした。
会社の命運を、ジョン・アンソニーに託したウォルター。
果たして勝利の女神は微笑むのか?
まず、この映画、3人の人物描写がよく出来てます。
3人とも子供の頃に深い傷をおっている。
ブランドンは愛する父がアルコール中毒になり、家族を捨てていた。
ウォルターは父からの暴力や虐待を受けていた。
そして、トニーは性的虐待を。
また、少し前まで、ウォルターは賭博中毒であり、トニーは麻薬中毒でも
ありました。何とか克服したと思っていても、いつまた手を出してしまうか
分からない、そんな不安な状況でもあったのです。
また、ウォルターは心臓病を患っていました。
ブランドンはアメフトで挫折した思いをまだ引きずっている。
そんな心に傷を持つ3人。惹かれあうのは当然。
また反目するのも当然でしょうか!
フランドンはウォルターに父の姿を、ウォルターはブランドンに
息子の姿を見ます。
ネタバレになるからあまり書きませんが、このあたりの描写がいいですね。
アメフトの映像と共に、情報会社の予想が当たる場面や、ブランドンの
予想があたり、彼がどんどんビックになっていくのは見ていて痛快ですね。
最後のスーパーボウルも本当にハラハラドキドキさせてくれますよ。
いや~、楽しかったです。
それにしてもアル・パチーノの演技はある域を超えた感じがしますね。
全身から溢れんばかりのパワーが、見ている者の心をうつ。
ありきたりな表現ですが、本当に名優ですね!
アイデアや企画に苦しんでいるハリウッド映画ですが、スポーツ賭博まで
映画にするとは、さすがですね、脱帽!
次はどんな映画が、Inspired by a true storyとして来るのか?
リメイクではないオリジナルなハリウッド映画を期待してます。
なのに、何故か、大阪では場末?(失礼)の映画館の
天六映画館のみの上映。
B級扱いやな、そう期待はしないで見に行きましたが、
意外や意外、「これ、面白いやん!」
映画「トゥー・フォー・ザ・マネー」
原題は「Two for the money」です。
この映画も最近よく見る、
「Inspired by a true story」
というテロップが冒頭にあり、
「あ、また事実を元にした
映画かいな」と。
しかし、こんな世界の話は
聞いた事がないので、
のめり込んでしまう。
舞台となるアメリカは
もちろん日本でも当然の
ように禁止されている
スポーツの賭博。
しかし、そのスポーツ賭博に情報を売るのが、
アル・パチーノ扮するスポーツ情報会社を経営するウォルター。
その妻がレネ・ルッソ演じるトニー。
勝敗を知りたいお客に情報を流し、勝ったら手数料を貰う。
だからお客には何が何でも勝って貰いたい。そしてどんどん
投資金を増やして貰いたい。
そんな中、ウォルターに耳寄りな情報が届く。
予想確立80%を出す凄腕がいるという。
元大学のアメフトのスターだったが、怪我の為に諦め、今は予想屋を
している、ブランドン(マシュー・マコノヒー)。
早速彼をくどいて自分の会社に入れた。
ウォルターは彼をジョン・アンソニーという名前の予想屋として、
大々的に売り出した。
そして、彼の予想は常に80%の確立で当り、会社に大きな
利益をもたらす。
しかし、良い事はあまり長く続かない。
有頂天になっていたジョン・アンソニーの的中率は、あっという間に
下がり、破産するお客まで出てきた。
これは駄目だ、なんとかしないといけない。
あせるジョン・アンソニーだが、あせればあせるほと、当たらなくなる。
予想はずれが続く中、いよいよアメフトの大一番のスーパーボウルが
やってきた。
そしてウォルターは何とジョン・アンソニーの予想が外れたらお客の
賭け金を全て返すという、大胆な発言をした。
会社の命運を、ジョン・アンソニーに託したウォルター。
果たして勝利の女神は微笑むのか?
まず、この映画、3人の人物描写がよく出来てます。
3人とも子供の頃に深い傷をおっている。
ブランドンは愛する父がアルコール中毒になり、家族を捨てていた。
ウォルターは父からの暴力や虐待を受けていた。
そして、トニーは性的虐待を。
また、少し前まで、ウォルターは賭博中毒であり、トニーは麻薬中毒でも
ありました。何とか克服したと思っていても、いつまた手を出してしまうか
分からない、そんな不安な状況でもあったのです。
また、ウォルターは心臓病を患っていました。
ブランドンはアメフトで挫折した思いをまだ引きずっている。
そんな心に傷を持つ3人。惹かれあうのは当然。
また反目するのも当然でしょうか!
フランドンはウォルターに父の姿を、ウォルターはブランドンに
息子の姿を見ます。
ネタバレになるからあまり書きませんが、このあたりの描写がいいですね。
アメフトの映像と共に、情報会社の予想が当たる場面や、ブランドンの
予想があたり、彼がどんどんビックになっていくのは見ていて痛快ですね。
最後のスーパーボウルも本当にハラハラドキドキさせてくれますよ。
いや~、楽しかったです。
それにしてもアル・パチーノの演技はある域を超えた感じがしますね。
全身から溢れんばかりのパワーが、見ている者の心をうつ。
ありきたりな表現ですが、本当に名優ですね!
アイデアや企画に苦しんでいるハリウッド映画ですが、スポーツ賭博まで
映画にするとは、さすがですね、脱帽!
次はどんな映画が、Inspired by a true storyとして来るのか?
リメイクではないオリジナルなハリウッド映画を期待してます。
by fyamasan
| 2006-03-21 03:37
| 映画