Osaka-cinema-cafe

cinecafe.exblog.jp

メジャー監督、デビューを目指して!

トゥー・フォー・ザ・マネー~見て損は無し!

主演がアル・パチーノ、マシュー・マコノヒー、レネ・ルッソ。
なのに、何故か、大阪では場末?(失礼)の映画館の
天六映画館のみの上映。
B級扱いやな、そう期待はしないで見に行きましたが、
意外や意外、「これ、面白いやん!」
映画「トゥー・フォー・ザ・マネー」
原題は「Two for the money」です。

c0033213_240668.jpg

この映画も最近よく見る、
「Inspired by a true story」
というテロップが冒頭にあり、
「あ、また事実を元にした
映画かいな」と。
しかし、こんな世界の話は
聞いた事がないので、
のめり込んでしまう。

舞台となるアメリカは
もちろん日本でも当然の
ように禁止されている
スポーツの賭博。


しかし、そのスポーツ賭博に情報を売るのが、
アル・パチーノ扮するスポーツ情報会社を経営するウォルター。
その妻がレネ・ルッソ演じるトニー。
勝敗を知りたいお客に情報を流し、勝ったら手数料を貰う。
だからお客には何が何でも勝って貰いたい。そしてどんどん
投資金を増やして貰いたい。
そんな中、ウォルターに耳寄りな情報が届く。
予想確立80%を出す凄腕がいるという。
元大学のアメフトのスターだったが、怪我の為に諦め、今は予想屋を
している、ブランドン(マシュー・マコノヒー)。

早速彼をくどいて自分の会社に入れた。
ウォルターは彼をジョン・アンソニーという名前の予想屋として、
大々的に売り出した。
そして、彼の予想は常に80%の確立で当り、会社に大きな
利益をもたらす。
しかし、良い事はあまり長く続かない。
有頂天になっていたジョン・アンソニーの的中率は、あっという間に
下がり、破産するお客まで出てきた。
これは駄目だ、なんとかしないといけない。
あせるジョン・アンソニーだが、あせればあせるほと、当たらなくなる。
予想はずれが続く中、いよいよアメフトの大一番のスーパーボウルが
やってきた。
そしてウォルターは何とジョン・アンソニーの予想が外れたらお客の
賭け金を全て返すという、大胆な発言をした。
会社の命運を、ジョン・アンソニーに託したウォルター。
果たして勝利の女神は微笑むのか?

c0033213_393128.jpg

まず、この映画、3人の人物描写がよく出来てます。
3人とも子供の頃に深い傷をおっている。
ブランドンは愛する父がアルコール中毒になり、家族を捨てていた。
ウォルターは父からの暴力や虐待を受けていた。
そして、トニーは性的虐待を。

また、少し前まで、ウォルターは賭博中毒であり、トニーは麻薬中毒でも
ありました。何とか克服したと思っていても、いつまた手を出してしまうか
分からない、そんな不安な状況でもあったのです。
また、ウォルターは心臓病を患っていました。
ブランドンはアメフトで挫折した思いをまだ引きずっている。
そんな心に傷を持つ3人。惹かれあうのは当然。
また反目するのも当然でしょうか!
フランドンはウォルターに父の姿を、ウォルターはブランドンに
息子の姿を見ます。
ネタバレになるからあまり書きませんが、このあたりの描写がいいですね。

アメフトの映像と共に、情報会社の予想が当たる場面や、ブランドンの
予想があたり、彼がどんどんビックになっていくのは見ていて痛快ですね。
最後のスーパーボウルも本当にハラハラドキドキさせてくれますよ。
いや~、楽しかったです。

c0033213_3303846.jpg

それにしてもアル・パチーノの演技はある域を超えた感じがしますね。
全身から溢れんばかりのパワーが、見ている者の心をうつ。
ありきたりな表現ですが、本当に名優ですね!

アイデアや企画に苦しんでいるハリウッド映画ですが、スポーツ賭博まで
映画にするとは、さすがですね、脱帽!
次はどんな映画が、Inspired by a true storyとして来るのか?
リメイクではないオリジナルなハリウッド映画を期待してます。
[PR]
by fyamasan | 2006-03-21 03:37 | 映画