レント~今日という日を生きる!
2006年 05月 02日
未来なんてない 過去なんてない
この瞬間を生きるだけ
自分しかない 今しかない 後悔してると
人生を逃してしまう
ほかに道はない 方法もない ──
あるのは今日という日だけ
(“Another day”より)
そうなんだよなあ、大事なのは
今日をいかに生きるか!
青春の甘酢っぱさも厳しさも詰め込んだ
映画「レント」
映画は1989年12月24日から一年間、NYは
イースト・ヴィレッジに住む、若き芸術家達の
悩み傷つきながらも、前に進んでいく姿を
見事に描いています。
レント(家賃)が払えずにいるロジャー
(アダム・パスカル)とルームメイトのマーク
(アンソニー・ラップ)は、クリスマスイブにも
関わらず、電気と暖房も止められてしまう。
そこへ親友のトム・コリンズ
(ジェッセ・L・マーティン)が訪れようとしたのだが、
運悪く強盗に襲われてしまう。
だが、そんな彼を助ける運命の人、エンジェル
(ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア)に出会うから、
人生とは不思議なもんだと思わせる。
ロジャーの階下に住む、ダンサーのミミ
(ロザリオ・ドーソン)は火を借りに蝋燭を持って
ロジャーの部屋に来る。
やがてこのミミとロジャーは恋人になる。
マークの元彼女で今は女性と暮らしている
モーリーン(イディナ・メンゼル)は、近じか、
「ホームレス立ち退き反対のライブ」を計画中だ。
実はこの「ホームレス~」に、ロジャーの
元ルームメイトのベニー(テイ・ディグス)が
大きく関わっていた。
金持ちの女性と結婚し、今や資産家となった彼は、
芸術家やホームレスがたむろする、この地域の
再開発を進めていたからだ。
こんな彼らの激しい1年間が始まっていく。
この映画が優れた青春映画であるのは、
ミミ役を演じたロザリオ・ドーソンが語る
このセリフに尽きるのではないでしょうか。
「『RENT/レント』は若い人たちにとって代弁者
なのだと思う。
彼らの伝えようとすることを要約しているから」
今までも青春映画と云われるものは、
数多くありますが、こんなにも惹かれてしまうのは、
なぜなのか?
ひとつには、「Another day」のような歌詞を、
美しいバラードで歌い、時にはロックやR&B、
そしてゴスペルという風に、音楽が色々な
味付けがされている点が、素晴らしい。
そして、レントで出てくる若者達の直面する問題
=貧困、犯罪、エイズ、ドラッグ、同性愛、
友の死なども、普遍的なものを取り上げて
いる点もある。
音楽も良いし、抱えている問題も共感出来る。
ただ僕がほんとうに感動したのが、
「今日を生きること」と、「ありのままに生きる」事の
素晴らしさをまっすぐに伝えているところ。
どちらも口でいうには容易いですが、実際にそれを
実行するのは、難しい。
悩んで諦めてしまいそうな彼らが、踏ん張って
今日という一日を、精一杯ありのままで生きる姿に、
素直に感動しました。
そして、彼らだけでなく、自分自身も彼らのように、
生きていかないとと思わせてくれました。
大阪では12月に、映画ではなく舞台で
この
ミュージカル「RENT」
が見られるみたいなので、こちらもチェックしたいですね。
この瞬間を生きるだけ
自分しかない 今しかない 後悔してると
人生を逃してしまう
ほかに道はない 方法もない ──
あるのは今日という日だけ
(“Another day”より)
そうなんだよなあ、大事なのは
今日をいかに生きるか!
青春の甘酢っぱさも厳しさも詰め込んだ
映画「レント」
映画は1989年12月24日から一年間、NYは
イースト・ヴィレッジに住む、若き芸術家達の
悩み傷つきながらも、前に進んでいく姿を
見事に描いています。
レント(家賃)が払えずにいるロジャー
(アダム・パスカル)とルームメイトのマーク
(アンソニー・ラップ)は、クリスマスイブにも
関わらず、電気と暖房も止められてしまう。
そこへ親友のトム・コリンズ
(ジェッセ・L・マーティン)が訪れようとしたのだが、
運悪く強盗に襲われてしまう。
だが、そんな彼を助ける運命の人、エンジェル
(ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア)に出会うから、
人生とは不思議なもんだと思わせる。
ロジャーの階下に住む、ダンサーのミミ
(ロザリオ・ドーソン)は火を借りに蝋燭を持って
ロジャーの部屋に来る。
やがてこのミミとロジャーは恋人になる。
マークの元彼女で今は女性と暮らしている
モーリーン(イディナ・メンゼル)は、近じか、
「ホームレス立ち退き反対のライブ」を計画中だ。
実はこの「ホームレス~」に、ロジャーの
元ルームメイトのベニー(テイ・ディグス)が
大きく関わっていた。
金持ちの女性と結婚し、今や資産家となった彼は、
芸術家やホームレスがたむろする、この地域の
再開発を進めていたからだ。
こんな彼らの激しい1年間が始まっていく。
この映画が優れた青春映画であるのは、
ミミ役を演じたロザリオ・ドーソンが語る
このセリフに尽きるのではないでしょうか。
「『RENT/レント』は若い人たちにとって代弁者
なのだと思う。
彼らの伝えようとすることを要約しているから」
今までも青春映画と云われるものは、
数多くありますが、こんなにも惹かれてしまうのは、
なぜなのか?
ひとつには、「Another day」のような歌詞を、
美しいバラードで歌い、時にはロックやR&B、
そしてゴスペルという風に、音楽が色々な
味付けがされている点が、素晴らしい。
そして、レントで出てくる若者達の直面する問題
=貧困、犯罪、エイズ、ドラッグ、同性愛、
友の死なども、普遍的なものを取り上げて
いる点もある。
音楽も良いし、抱えている問題も共感出来る。
ただ僕がほんとうに感動したのが、
「今日を生きること」と、「ありのままに生きる」事の
素晴らしさをまっすぐに伝えているところ。
どちらも口でいうには容易いですが、実際にそれを
実行するのは、難しい。
悩んで諦めてしまいそうな彼らが、踏ん張って
今日という一日を、精一杯ありのままで生きる姿に、
素直に感動しました。
そして、彼らだけでなく、自分自身も彼らのように、
生きていかないとと思わせてくれました。
大阪では12月に、映画ではなく舞台で
この
ミュージカル「RENT」
が見られるみたいなので、こちらもチェックしたいですね。
by fyamasan
| 2006-05-02 09:03
| 映画