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メジャー監督、デビューを目指して!

雪に願うこと~人生の再生を考える

東京国際映画祭で4部門を受賞。
前評判の高さ、佐藤浩市の演技も見てみたい、
そんな思いに駆られ、見に行きました。
映画「雪に願うこと」
雪国が舞台ですが、本当に温かい感動を貰いました。

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主人公の学(伊勢谷友介)は、東京で会社
を倒産させ、失意の内に向かった先は
故郷の町、帯広。
帯広にある、ばんえい競馬場の、厩舎場で
働く兄の威夫(佐藤浩市)を訪ねた。
母や兄の顔が見たかった。
しかし、母は家におらず、老人ホームにいるという。
突然、しかも13年ぶりの帰郷に驚く兄。
13年間で様々な事があり、家族や厩舎場など
ほったらかしていた弟を兄は許せる
はずもなく、冷たい対応を取る。

やがて弟の帰郷の本当の意味がわかり、
兄は学を雇うことにする。
最初は嫌々ながらしていた、馬の世話など
厩舎場の仕事。
しかし、厩舎場で働く人たちとの交流で、
次第に心を開いていく。
そして、ウンリュウという負け組みの馬の
再生を通して、学は自身の再生に
チャレンジすることを決意する。
それは厳しくも辛い道なのだが。


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この映画のテーマは人生の再生。
挫折を味わい逃げてきた学に、故郷は
厳しいが心に触れる対応で、学に一歩
踏み出す勇気を、背中を押してくれる。
そしてこのテーマをより深く印象に残して
くれるのが、各登場人物のそれぞれの
キャラクターと演じる役者の演技が素晴らしさ。

人は何かしらそれぞれ悩みや葛藤があり、
それを抱えながら日々生きている。
時にはそれに押しつぶされそうになるが、
何とか一歩踏み出そうと懸命に生きている。

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この映画の厩舎場で働く人たちの、
その熱い想いが映画を通じて、
見ている者に伝わってくる。
特に僕は厩舎場で賄い婦を演じる
小泉今日子に注目。
威夫に密かに恋心を抱くシングルマザー。
女一人で子供を育ててきた、
過去にもなんらかの苦労もあっただろう、

それを全面に押し出すことなく、自分の
領分をわきまえて生きている、そんな
女性のように思える。
映画「空中庭園」
でもいい演技してるなあと思ってましたが、
これからの女優・キョンキョン
(キョンキョン世代の僕なんで)にも
注目していきたいですね。
また、出番は少ないですが、山崎努、津川雅彦、椎名桔平、
香川照之など個性派俳優が脇を揃えてます。


またこの映画でもうひとつの主役といえるのが、
ばんえい競馬。
ばんえい競馬とは、「もともとは農耕馬だった
という輓馬(ばんば)が、数百キロ以上もある
ソリを曳きながら障害を越えていくレース」で
世界では北海道しか開催されていないものです。

普通の競馬の馬と違って、ずんぐりとして、
颯爽という華やかな印象はないですが、
しっかりと地に足をつけ、どっしりとした印象を
受けます。

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障害を乗り越えて、輓馬がゴールまで走る姿に、
人の人生を思い浮かべてしまいます。
人生も平坦な道もあれば、坂や大きな障害もある。
人も馬もそれを乗り越えて今日を生きている。

上半期はこれまで80本以上の映画を
見てきましたが、この映画をNO1として、
オススメします。
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Commented by iiyan at 2006-05-31 17:39 x
この映画は良さそうですね。見に行くべきか?ダビンチコードに行きましたが満員で見れませんでした。
最近の修学旅行は変わりました。私は広島の原爆ドームがメインでしたが、吹田の中学校はディズニィーランドに行っています。時代が変わりましたが少し違和感を感じます。本当にこれでいいのでしょうか?
Commented by fyamasan at 2006-06-01 01:18
>iiyanさんへ

単館系なので、早めに見られる事をオススメします。
本当にいい映画でした。ぜひ、見てください。

僕も修学旅行は広島の原爆ドームや萩の長州藩ゆかりの地など、勉強の一環で行きましたが、今はレジャー化になってますね。
原爆ドームを見て帰りにどこかへ行くならまだ良いですが、生徒にも
将来、修学旅行がどんな思い出になるのでしょうか?
考える題材ですね。
by fyamasan | 2006-05-31 15:47 | 邦画 | Comments(2)