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メジャー監督、デビューを目指して!

ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方

10代、20代の人は、あんまりかな。
30代後半からよく見たという人が増えるのでは?
コメディ俳優?元祖カメレオン俳優の ピーター・セラーズ。
その彼の波乱万丈な人生を描いたのが、この映画、
「ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方」

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元々はラジオのコメディ番組で人気者だった
ピーター・セラーズ(ジェフリー・ラッシュ)。
映画界へ進出しようにも、ハンサムではない?
彼には、中々道は開けませんでした。
ある戦争映画の老兵士役で認めて
もらってから、彼の映画スターとしての
キャリアがスタートします。
ここからとんとん拍子で、駆け上がって
いくのですが、誰にも理解されない
孤独など、セラーズの隠された
一面がどんどん描かれていきます。

セラーズと言えば、最近スティーブ・マーチン主演で
リメイクにもなった、「ピンク・パンサー」のクルーゾー警部が
有名ですが、3役、4役もこなしたスタンリー・キューブリックの
「博士の異常な愛情」も彼の名を(カメレオン俳優)を一躍
有名にしました。
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しかし、この何役でも出来る=一体自分は何?
俺の個性はどこにあるんだという、自問に長く苦しむ
ようになります。
中は空洞で、役になりきれるが、役が出て行くとまた、元の
空っぽになる。
クルーゾー警部をこういう悩みを抱えながら演じていたとは。
他にもソフィア・ローレンへの妄想にも似たストーカー的な
一方通行な愛。マザコン。
子供に対しても、腹が立つと本気で起こってしまう、大人気ない所や、
妻がいても、美女がいれば手を出すといった女性癖の悪さなど、
スクリーンでは見れない(当たり前か?)、素顔の痛々しくくらい
人間くさいピーター・セラーズが見れます。

映画は多少、長く感じますが、セラーズを演じたジェフリー・ラッシュの
本人なりきりの演技の素晴らしさに目をつむりましょう。
何度もいいますが、素晴らしいです!
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シャーリーズ・セロンも第何番目の妻として出てきますので、
こちらも注目してもらいたいです。

この映画を見て、あらためてセラーズ映画を見直すと、また違った感想が
出るのではと思います。

「Ray」でのレイ・チャールズ。
「ビヨンド・the・シー」
でのボビー・ダーリン。
「五線譜のラブレター」での、コール・ポーターなど、
映画スター、ミュージシャンの意外な人生が見れるのは面白い。

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by fyamasan | 2006-06-28 18:58 | 映画 | Comments(0)