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メジャー監督、デビューを目指して!

ゲド戦記~次回作に

かなり酷評されている「ゲド戦記」を見て来ました。
その評というか感想は、ここまで書くことないんじゃないの?
というのが多いですね。
ジブリ・ラブが感じられないのが多くて、みんなが言っているから
言っちゃえ的なのもありすよね。

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舞台は多島海世界“アースシー”
この世界にも本来姿を現すはずの無い
竜が現れ、共食いをするという光景も
見られ、世界がおかしな方向へ進んで
いることを、誰しも感じずにはいられなかった。


この世界の方向性の変化の源を調べようと、大賢人と呼ばれる
魔法使いのハイタカは、放浪の旅に出ていた。
そんな放浪の先で出会ったのが、国王である父を殺し、
情緒不安定な王子アレン。
二人は旅を続けていくが、休息の地として、ハイタカの
昔なじみのテナーの家でしばらく過ごすことになる。
テナーの家で居候をするテルーとも仲良くなり、4人は
ほっと一息つく時間を過ごすのだが、ハイタカのかっての
魔法使いの仲間で「永遠の命」を手に入れたがるクモの
陰謀に巻き込まれてしまう。


映画の予告編を見られた方なら、印象に残ってるはず。

「命を大事にしない奴なんて嫌いだ~」のテルーのセリフ。
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このセリフのように、この映画にこめられたメッセージは
もの凄く伝わってきます。
直球のストレートという感じで、今までのジブリの作品では、
ダントツに真正面からの伝え方ではないでしょうか?

原作となる「ゲド戦記」は外伝をあわせると全6巻もある長編です。
その6巻ある中で、あえて3巻目を中心に映画化に取り組んだ、
宮崎吾朗監督の意図は何か?

この映画の世界と同様、今の私達が住む世界も何か世の中どこか
変な方向へ向かっていると、みんな感じていると思うのです。
だからこそ、その世界に対して一つのメッセージとして、この映画は
作られたと思います。

そして、この映画で結構出てくる、「真(まこと)の名」に注目して
欲しいです。
何なの、それって?
思われた方は映画館でお確かめ下さい。
中々奥深いものがありますよ。

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確かにストーリー展開は雑で、今まで宮崎駿監督作品が好きな
方なら、納得のいく出来栄えではないでしょう。
でも、世間の評判に惑わされず、一度、皆さんの目で見てから
判断して欲しいと思います。

テルーの声優をつとめ、主題歌も歌う、手嶌葵はなかなか評判が
よろしいですね。
なんとも耳に残る歌声が、こころを和らいでくれますよ。

設計畑で生きてきた宮崎吾朗さん。
アニメ製作の最初がジブリの新作なんて、かなりのプレッシャーと
戦いながら、この映画を作り上げんでしょうね。
上手く出来て当たり前、ダメだったらボロクソですからね。
宮崎・ジブリブランドとしての、次回作に真価が問われますね。
吾朗ブランドはどんなスタイルで行くのか?

ガンバレー、吾朗ちゃん!

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こちらが原作セット。
第1巻はハイタカがまだ少年の頃の
話だそうです。
魔法使いの話になるので、
「ハリーポッター」好きな人はどうですか?
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by fyamasan | 2006-08-08 02:13 | 邦画 | Comments(0)