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メジャー監督、デビューを目指して!

内海の輪 ~宝塚映画祭 その1

社会派の松本清張と宝塚といえば、
ぴんとこないかもしれませんが、
清張は不倫恋愛のたどり着く場所として、
宝塚の蓬莱峡を選びました。
夏の暑い夜、男と女のドロドロとした恋愛に、
もっと体を熱くしませんか!
松本清張原作「霧笛の町」を映画化。
岩下志麻主演
「 内海の輪 」

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四国は松山の老舗呉服屋の後妻
として店を切り盛りする美奈子
(岩下志麻)には、人には
言えぬ秘密がある。
最初の結婚は夫の浮気が
原因で終わったのだが、その時、
夫の弟、江村(中尾彬)と深い
関係を持ってしまう。
江村は出世の為に、大学教授の
娘と結婚しており、そのコネで
考古学の助手から助教授へ
昇進する予定であった。


老舗の若女将と将来有望な
大学の助手。
お互いの生活に足りないものを求めて、
逢瀬を繰り返す二人。
しかし、瀬戸内海を小旅行中、
思わぬ人と出会ってから
二人の関係は崩れていく。
不倫恋愛の行き着く先とは?
蓬莱峡で何があったのだろうか?


不倫もルール通りにお互いの生活を
侵さないのなら、何も問題はないの
だろうが、そこは人間。
感情が入り、いつしか愛が芽生えてくる。
二人に愛が芽生えれば、それは
それでいいのだが、一人だけだと
そこから悲劇が生まれてくる。

この「内海の輪」も同じで、美奈子は
次第に江村に深い愛情を持つようになる。
一方の江村の方は、今の生活を
壊してまで美奈子と一緒になる気は
ないのである。
ここから少しずつ、不倫の愛の形が
壊れていく。

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岩下志麻といえば、
「極妻」のイメージが
あったのですが、
若い時にはこんな
愛情に流される役も
やっていたんだと、
意外な。


裸も見せるし、体をはった演技には
かなり注目ですよ。

瀬戸際の男の弱さ。
女の度胸の良さ。
そして、男女のお互いの何とも
醜い面をこの映画は見事に
描ききってくれます。

瀬戸内海の綺麗な風景と対照的な
男女の愛憎劇。
映画にぴったりな音楽もさらに
盛り上げます。

前半に色々ネタが出てきますので、
それがどう後半にいかされるのかも
見てもらいたいですね。


1971年製作なので、もしこれを今、
リメイクするなら、男女の立場は変わって
いるのではないかと考えますが。


この映画は10月下旬の
「宝塚映画祭」
で上映されますので、
またチェックしてみてください。

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by fyamasan | 2006-08-14 05:21 | 邦画 | Comments(0)