狩人と犬、最後の旅~見よ、この大自然!
2006年 09月 13日
今年に入ってから見た、
「単騎、千里を走る」
「ブロークバック・マウンテン」
「ビッグ・リバー」
などはCGではないリアルな風景を見るだけでも
見る価値がある映画になりますが、
その極めつけのような映画に出会ってしまいました。
映画「狩人と犬、最後の旅」
ロッキー山脈において、狩りをして暮らして、もうほぼ半世紀になる、
主人公のノーマン・ウィンター(実在の人物)。
若くはない彼には一つの決断が迫られていた。
森林伐採などの環境変化で以前に比べると、狩猟も難しくなり、
年齢のこともあり、ここらで潮時かと、町に下りて、静かに暮らすべきか、
悩むノーマンであった。
だが、いつものように、5匹の犬を連れて、狩りに出かける。
それを温かく見守る妻のネブラスカの姿。
ストーリーと呼べるものは殆ど存在しない。
しいて言えば、長年連れ添った犬が亡くなり、新しい犬とノーマンの
交流の物語があると言えるかもしれない。
圧巻はロッキー山脈の大自然の風景。
息をのむ美しさにこころ奪われる。
しかし、ここに住むノーマンら家族にとっては一つの気の迷いが
命取りになる、そんな過酷な自然でもある。
僕は大阪に住んでいますが、冬にたまに雪が降ると嬉しくて
しかたがない。
しかし、北陸に住む人にとっては、降りすぎる雪は迷惑以外何ものでもない。
命を落とす危険もある。
美しさと死をも感じさせる、崇高という文字がぴったりな、この大自然を
ただ眺めているだけでも、至福の時間と言えるのでは?と思います。
真冬の夜空に見られる神秘のオーロラ。
容赦なく襲い掛かるブリザード。
大自然にいる動物たち。
北極の今の姿を描いた、「ホワイト・プラネット」。
冒頭に、「この映画に映る風景は10年後には無いかもしれない」と
テロップが入るぐらい、自然の環境の変化は僕らが想像している
以上に進んでいる。
このロッキー山脈の風景も10年後には、大きく変わっているかもしれない。
ノーマンがいう「人間も自然の一部なんだ」
この一言が胸に突き刺される。
自然の生態系を考えて狩りをしている狩人たち。
ロッキー山脈で狩りをする最後の狩人のノーマン。
出来るなら、最後まで狩人として生涯を送って貰いたい。
「単騎、千里を走る」
「ブロークバック・マウンテン」
「ビッグ・リバー」
などはCGではないリアルな風景を見るだけでも
見る価値がある映画になりますが、
その極めつけのような映画に出会ってしまいました。
映画「狩人と犬、最後の旅」
ロッキー山脈において、狩りをして暮らして、もうほぼ半世紀になる、
主人公のノーマン・ウィンター(実在の人物)。
若くはない彼には一つの決断が迫られていた。
森林伐採などの環境変化で以前に比べると、狩猟も難しくなり、
年齢のこともあり、ここらで潮時かと、町に下りて、静かに暮らすべきか、
悩むノーマンであった。
だが、いつものように、5匹の犬を連れて、狩りに出かける。
それを温かく見守る妻のネブラスカの姿。
ストーリーと呼べるものは殆ど存在しない。
しいて言えば、長年連れ添った犬が亡くなり、新しい犬とノーマンの
交流の物語があると言えるかもしれない。
圧巻はロッキー山脈の大自然の風景。
息をのむ美しさにこころ奪われる。
しかし、ここに住むノーマンら家族にとっては一つの気の迷いが
命取りになる、そんな過酷な自然でもある。
僕は大阪に住んでいますが、冬にたまに雪が降ると嬉しくて
しかたがない。
しかし、北陸に住む人にとっては、降りすぎる雪は迷惑以外何ものでもない。
命を落とす危険もある。
美しさと死をも感じさせる、崇高という文字がぴったりな、この大自然を
ただ眺めているだけでも、至福の時間と言えるのでは?と思います。
真冬の夜空に見られる神秘のオーロラ。
容赦なく襲い掛かるブリザード。
大自然にいる動物たち。
北極の今の姿を描いた、「ホワイト・プラネット」。
冒頭に、「この映画に映る風景は10年後には無いかもしれない」と
テロップが入るぐらい、自然の環境の変化は僕らが想像している
以上に進んでいる。
このロッキー山脈の風景も10年後には、大きく変わっているかもしれない。
ノーマンがいう「人間も自然の一部なんだ」
この一言が胸に突き刺される。
自然の生態系を考えて狩りをしている狩人たち。
ロッキー山脈で狩りをする最後の狩人のノーマン。
出来るなら、最後まで狩人として生涯を送って貰いたい。
by fyamasan
| 2006-09-13 15:50
| 映画