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メジャー監督、デビューを目指して!

めし~ロケ地を訪ねて

今年の
宝塚映画祭
にも上映予定の「めし」。
1951年製作なので、もはや半世紀も前の映画になりますが、
なんとロケ地は、かなりそのままの状態で残っているのです。
大阪は阪堺電車に揺られて約10分。
今も昭和の香り残す、「天神ノ森駅」近くに、ありました。

原節子、上原謙主演、成瀬巳喜男監督

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周囲の反対を押し切って結婚したのはいいが、
結婚生活5年で早くも倦怠期になった夫婦。
夫(上原謙)の姪(島崎雪子)が東京から家出を
してきた。
家計が苦しいのに姪を甘やかす夫に腹を立てた
妻(原節子)は実家に帰ってしまう。
夫婦間の微妙なこころの揺れを見事に描いた
映画として、高く評価されています。

戦後、ようやく落ちつきだした、大阪が舞台。
チンチン電車が走り、空襲で焼け残った昔ながらの場所と
いうことで、成瀬巳喜男監督が、ここを選んだということです。

2006年の現在、この地を訪ねても、新旧の家は立つもの、大きな
マンションがないので、昭和の香りが残る町並みです。

こちらが実際に撮影に使った長屋の家。
現在は空き家となっています。

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こちらが少し離れて撮影したもの。

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この家の左手を行くと少し段があり、映画に出てきた井戸の跡もありました。


近くに住むおじいさんに尋ねたら、丁寧に色々と教えてくれました。
この家で撮影し、近くの天神ノ森天満宮でも撮影が行われたことなど、
すごく嬉しそうに語ってくれたおじいさんが印象的でした。

樹齢何百年の木々には圧倒されましたし、安産の石も置いてあり、
ここに淀君の安産を願う為、豊臣秀吉も訪れたという歴史もあります。

天満宮では撮影しませんでしたが、天神ノ森駅を撮りました

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平成の世にあって、まだ戦後の香りも残させる町が残っていた事に、とても
驚くと共に、それが大阪にあるというのが、嬉しかったやまさんでした。

生涯100本以上の映画に出演した原節子さん。
この「めし」で、毎日映画コンクール女優賞、また監督の成瀬巳喜男に
とっても初の林芙美子の小説の映画化でした。

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時間がある方は、天神ノ森駅あたりを散策してもらったら、忘れていた
昭和に出会うかもしれないですよ。

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by fyamasan | 2006-09-26 02:39 | 映画 | Comments(0)